試行錯誤

こんにちは。たつ/日本一の教育者を目指して　と申します。
日本語には、「試行錯誤」という四字熟語があります。とても素敵な意味だと思います。

【試行錯誤】
一度失敗しても、また別の方法で、何度も繰り返し、適切な方法と結果を得ること。また、そうした試みと失敗を重ねて、解決していく方法。

私たちは、1度目で適切な方法と結果を得られることもあります。しかし、多くの場合、2度、3度、様々な方法で繰り返し「解」を見出しているのではないでしょうか。何度目で適切な方法と結果を得られるかはあまり重要ではなく、「別の方法」で解決を図ることの方がよほど重要なのではないかと思います。

私の中学時代の部活に、技術面での成長がはやい後輩がいました。顧問の先生からは「試合で同じミスをしないからすごい！」と評されていました。試合という限られた時間の中で同じミスをしないというのは、一種の才能だと思います。しかし、私を含め多くの人は、練習で時間をかけて同じミスを繰り返さない対策を施し、試合に臨む方が向いていると思います。

何より、試みと失敗を重ねて、解決していく方法論は一人ひとり違いますし、環境やジャンルによっても異なると思います。ただ一つ大事なことは、「試行錯誤」に挑み続ける気力ではないかと思います。