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「ゆっくり学ぶ‐人生が変わる知の作り方‐」岸見一郎

はじめに

行きつけの本屋さんで購入しました。
哲学者である岸見一郎氏は、60歳になって初めて韓国語を学び、韓国語で本まで出版したというすごい方です。シュゴイ・・・!!!

他の著書に「嫌われる勇気」、「幸せになる勇気(ダイヤモンド社)」があります。「嫌われる勇気」の著者の方なのかと、今、noteに書いてて知りました!

読書好きを語る私でも、著者が同じということに気が付かなかったのは悔しいです。まだ手に取っていないので、そのうち購入してみようと思います。


印象的だったページの紹介をします

そして、そのページが
・なぜその項目が心に刺さったのか
・今の自分とどう重なったのか
・これを受けて今後どうするか(どうしていきたいか)

以上の3点を考えて、付箋を貼ったページを以下に残していきます。


勉強は続かなくても意味はある

結果を出せなくても、結果を出すため絵に集中的に学んだことをすっかり忘れることがあったとしても、無駄になる訳ではありません。高い志を持って勉強を始めるというようなことでなくても、例えば私の場合であれば、翻訳で読んだ作家の作品を原書で読んでみたいと思ってその言語の入門書を集中的に学んだのに、勉強を続けられなくて本棚に戻してしまうことになるとしても、その言語に向き合った日々の経験は残ります。

「ゆっくり学ぶ‐人生が変わる知の作り方‐」岸見一郎
(29ページの3行目以降より引用)

・なぜこの項目が心に刺さったのか

「勉強」とは結果を残し、自分の能力の源にするためにやるものだと思ってました。挫折してしまったり、勉強した内容をすっかり忘れてしまったりしたら今までの苦労も時間もお金も水の泡になると。


ですが、確かに「無駄になる」訳ではないんです。どんな経験であれ、「その経験をした時間や思い出、知識など」が残ります。今までの時間や行為が無駄になる訳じゃないと気づきを得られました。


京都大学を卒業し、本も数多く出版し、「学ぶ本」まで出している勉強熱心な岸見一郎氏でさえ、勉強が続けられなかった経験があると知り衝撃を覚えました。



・今の自分とどう重なったのか

こんなすごい人でも勉強することに飽きて参考書を「そっ閉じ(※参考書をそっと閉じて見なかったことにすること)」したことがあるのかと思うと、私なんかその辺にいるごくごく普通の一般人だけど、すごいと思っている人も案外同じ普通の人なんだなと心が軽くなりました(無礼ですみません)。

身構えず、興味を持ったらとりあえずやってみる。
続いても続かなくても、自分の身になるんだなと軽く考えていいからです。



・今後どうするか

文章の書き方を学んでる途中です。
私の尊敬するライターのいしかわゆきさんという方が、「アウトプットするまでが読書」と仰っていました。

今までの私は、読んで「あ~面白かった」で終わっていました。
本を読んでいる割に語彙力もなく、国語の成績もそこまで高くなくて、
読書感想文は大の苦手でした。夏休みの宿題でも最後まで残してました。

これをきっかけに、ゆっくりと、自分のペースでいいから学んでみようと思えるようになりました。たとえ途中で飽きてしまったとしても、もう書けないと挫折してしまっても、いいんです。「あの時は文章の書き方を学ぼうとしてたっけな~」で終わってもいいと考えれば、なんか心も軽くなりませんか?


おわりに

まだまだ紹介したいページがありますが、ほかにやりたいこともあるので今回はここまで。
次回も、続きを紹介するかもしれないし、しないかもしれません。



おしまい

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