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「ゆっくり学ぶ‐人生が変わる知の作り方‐」岸見一郎

はじめに

行きつけの本屋さんで購入しました。
哲学者である岸見一郎氏は、60歳になって初めて韓国語を学び、韓国語で本まで出版したというすごい方です。

他の著書に「嫌われる勇気」、「幸せになる勇気(ダイヤモンド社)」があります。



印象的だったページの紹介をします

そして、そのページが
・なぜその項目が心に刺さったのか
・今の自分とどう重なったのか
・これを受けて今後どうするか(どうしていきたいか)

以上の3点を考えて、付箋を貼ったページを以下に残していきます。


学ぶことで得られるものは

人は、学ぶことを通じて、何ができるようになるのかというと、まず、自分で考える力を身につけられます。

「ゆっくり学ぶ‐人生が変わる知の作り方‐」岸見一郎
 77ページ 1-2行目

本を読むにしても、自分の考えを持っていなければ、ある本を読むとそこに書かれていることが正しいと思い、また別の本を読むとそこに書かれていることが正しいと思ってしまうことになります。人の話を聞く時にも同じことが起こります。

「ゆっくり学ぶ‐人生が変わる知の作り方‐」岸見一郎
79ページ 5-8行目


・なぜこの項目が心に刺さったのか

「学ぶと、自分で考える力が身につく」
そんな当たり前のことを認識できていない自分に気が付きました。

Aという本を読んで、「なるほどそうか」と思い、
一方で似たような内容のBという本を読んでも「へぇ、そういうことね」とすべて受け入れていました。

この一文を見た際に、「あれ、私、考えることを放棄してないか?」
と気が付くきっかけとなりました。



・今の自分とどう重なったのか

私は紙の本が大好きです。
本棚からはみ出すぐらい、気が付いたら本を買っているんですよね。

自分の考えを持ちながら本を読んでおらず、ただ書いてあることを鵜吞みにして、理解しているフリをしていたに過ぎなかったのです。

本をせっかく購入したなら、内容とじっくりと向き合ってみたいものです。
恥ずかしながら、サラッと読んで「ためになったなー」くらいにしか思ってませんでした。



・今後どうするか

「読んで印象に残ったページに付箋を貼って、吟味して、なぜ印象に残ったのかメモを残す」
この習慣を続けていきます。
インプットだけでは知識の定着もできませんし、本から学びを得たことにもならないと思ったからです。

私はかれこれTwitterを10年ほど続けていますが、「インターネット・リテラシー」という概念もこの文章から感じました。
人の話でも等しく、「ヒューマン・リテラシー」も大切ですね。
情報であふれている世の中ですから、自分で考えて情報の精査をしなければ、騙されて「健康になるツボ」でも買ってしまうかもしれません。気を付けよう、私。



おわりに

まだまだ紹介したいページがありますが、今回はここまで。
次回も、続きを紹介するかもしれないし、しないかもしれません。



つづくかもしれない

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