「ゆっくり学ぶ‐人生が変わる知の作り方‐」岸見一郎
はじめに
行きつけの本屋さんで購入しました。
哲学者である岸見一郎氏は、60歳になって初めて韓国語を学び、韓国語で本まで出版したというすごい方です。
他の著書に「嫌われる勇気」、「幸せになる勇気(ダイヤモンド社)」があります。
印象的だったページの紹介をします
そして、そのページが
・なぜその項目が心に刺さったのか
・今の自分とどう重なったのか
・これを受けて今後どうするか(どうしていきたいか)
以上の3点を考えて、付箋を貼ったページを以下に残していきます。
学ぶことで得られるものは
・なぜこの項目が心に刺さったのか
「学ぶと、自分で考える力が身につく」。
そんな当たり前のことを認識できていない自分に気が付きました。
Aという本を読んで、「なるほどそうか」と思い、
一方で似たような内容のBという本を読んでも「へぇ、そういうことね」とすべて受け入れていました。
この一文を見た際に、「あれ、私、考えることを放棄してないか?」
と気が付くきっかけとなりました。
・今の自分とどう重なったのか
私は紙の本が大好きです。
本棚からはみ出すぐらい、気が付いたら本を買っているんですよね。
自分の考えを持ちながら本を読んでおらず、ただ書いてあることを鵜吞みにして、理解しているフリをしていたに過ぎなかったのです。
本をせっかく購入したなら、内容とじっくりと向き合ってみたいものです。
恥ずかしながら、サラッと読んで「ためになったなー」くらいにしか思ってませんでした。
・今後どうするか
「読んで印象に残ったページに付箋を貼って、吟味して、なぜ印象に残ったのかメモを残す」
この習慣を続けていきます。
インプットだけでは知識の定着もできませんし、本から学びを得たことにもならないと思ったからです。
私はかれこれTwitterを10年ほど続けていますが、「インターネット・リテラシー」という概念もこの文章から感じました。
人の話でも等しく、「ヒューマン・リテラシー」も大切ですね。
情報であふれている世の中ですから、自分で考えて情報の精査をしなければ、騙されて「健康になるツボ」でも買ってしまうかもしれません。気を付けよう、私。
おわりに
まだまだ紹介したいページがありますが、今回はここまで。
次回も、続きを紹介するかもしれないし、しないかもしれません。
つづくかもしれない