間伐材を適切に管理する
当施設の主力暖房は、薪ストーブだ。
幸いなことに目の前は森で、燃料となる間伐材を潤沢に確保できる環境にある。
もっとも、切り出した間伐材は切ってそのまま放り出しておくと土に還ってしまうので、薪として活用するためには、それらの適切な管理が必要だ。
これまではちゃんとした保管場所がなかったため、間伐した材は切り出した近辺にまとめて野積みにしてきたのだが、地表に近いものはどうしても腐ってしまい、実にもったいないことになっていた。
そこで、先日、積年の課題であった『間伐材保管ラック』を、DIYにより新調した。
材料はホームセンターで手に入る単管類とコンクリブロックのみで、総工費はおよそ3万円。ふたり作業でおよそ2時間ほどの工程であった。
このラックに間伐材を蓄積しておき、しばらく乾燥させてから、毎年必要な分量を薪に加工するわけだ。
10月16日現在、このところの朝晩の外気温はヒト桁台に止まり、0℃近くまで冷える日もでてきた。早朝、凍えながら薪ストーブを点火する日常が今年も目前に迫っているかと思うと、少しだけ憂鬱ではある。
もっとも、これで執拗なカメムシの襲来から解放されるかと思えば、おのずと気も晴れようというものだ。
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