「心の落ち着きを取り戻せる『静かな場所』を見つける」
これは私もよく使う方法だ!
いわゆる現実逃避。
自分の行きたいところに思い立った時に物理的に行くことは難しいけど、頭の中でならすぐに行ける。
仕事中、通勤時、散歩中、テレビを観ながら、瞬間的に頭の中を切り替えて現実から離れる。
それは1秒かもしれないし、10分くらい浸っているかもしれない。
仕事をサボるわけでもなく、仕事中にもよく瞬間移動している。
海外
海外にホームステイしたことがあって、その時の空気感が恋しくて、何度も頭の中で海外に行く。
空港に降り立った時の匂い、街並み、人、服装、食べ物、乗り物、気候、語学学校のクラスメイト、外国訛り、ホストファミリー、自分の部屋、週末の小旅行、ダウンタウン、ショッピングモール、お土産、文房具、などなど。
なかなかできない経験だと思うから、これは私にとっての宝物。
怖がって海外に行きたがらない私の背中を強めに押してくれた親に感謝。
怖がってたくせに、行くと決めたら業者も使わず自力で学校探しや入学手続きから航空券の手配までして、一人で乗り込んだ自分も褒めてあげたい。
音楽
ハマれる曲がある時は、幸せだ。
職場に着くギリギリまで聴いて、仕事中もたまに頭の中でその曲が流れてきて、職場を出たらすぐにイヤホンをセットする。
これは、単に「好きな曲」というだけでは足りない。「ハマれる」というのが大事なポイント。その時の気分にぴったりハマる曲と出会えるのは奇跡だと思う。
アルバムでもいいし、一曲だけでもいい。ハマってる時はひたすら聴く。
その曲を聴いてる時は本当に気分が良く、その曲と出会えたことに幸せを感じる。
今は、walk the moonというバンドのアルバム"Talk Is Hard"に収録されている"shut up and dance"という曲と、Sigridというアーティストのアルバム"Sucker Punch"がお気に入り。割とハマれている。
好きな人
好きな人との楽しかった思い出を考えるのも、心が落ち着く。
お互いに惹かれ合っていった初期のこと、交わした会話、待ち合わせて会った瞬間、一緒に行ったところ、いつも寂しくなる帰り際、いろんな場面やエピソードを追想する。
恋人もそうだし、親兄弟や友達とのことも、楽しい思い出は、頭の中でタイムスリップするにはいい素材になる。
頭の中で行きたいところに行けるのは、いいストレス発散法だと思う。
これ、タイミングを自分でコントロールできたらもっといいんだけどなぁ。
というのも、能動的に頭の中を操作するというよりは、どちらかというと、頭の中にポッと浮かび上がってくることが多い。
思い出すのは、いいことだけではなく、嫌なこともふと思い出してしまう。
嫌なことを考え出すと、芋づる式にそれに付随するエピソードをどんどん思い出してしまう。それが止まらなくなって、眠れなくなることがよくある。
自分の頭の中なんだから、自分でコントロールできたら最高なのにな。