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「いちばん思うことは『自分に飽きたくない』」

長く仕事をさせていただいて、
いちばん思うことは「自分に飽きたくない」
   
岡田准一

心を輝かせる名言集


ダンスセンスが高く、演技力にも定評があり、格段のアクションスキルを兼ね備えた、笑いのセンスも抜群な多才な存在。

いろんな引き出しを持ってる印象だけど、そんな岡田さんでも「自分に飽きたくない」なんて思いを持っていたなんて。

きっと並々ならぬ努力をして、引き出しを増やしていったんだろうな。


私も、自分に飽きたくない。

少し飽き始めてたけど、数か月前からまた自分に興味が出てきた。

noteのおかげだ。


20代までの自分

悩むのが趣味というくらいに、小さなことを大きなことのように捉えて、いつも何かに悩んでいた。

コンプレックスにばかり意識が向いて、恥ずかしくなったり情けなくなったりしては、さらにコンプレックスが深めていた。

誰かの言葉を深読みしすぎたり、何か言われたり何かあったわけでもないのに、「嫌われてるんじゃないか」「ダサいんじゃないか」という思いを抱えては、がんじがらめになっていた。

人のことを信じられず、人との距離を縮めることが怖かった。


20代の自分

悩みに悩んで、自分なりに行動に移していって、少しずつ自分のことを認められるようになっていった。

「こういうところは好きかも」と思えるところも見えてきた。

悩まなくなったわけではないけど、うじうじ悩んでは「こうしたらいいかも!」と閃いて、でもうまくいかなくてまた凹んで…と、毎日忙しくしている自分のことが「バカだな」「かわいいな」とまで思うこともあった。

だんだんと「悩み」が「思考」になっていった気もする。

自分なりの考えを持てるようになって、それに興味を持つ人たちにも出会えて、自己肯定感も高まっていった。

孤独な時間を有意義に使えていた。


30代の自分

忙しさのために悩む時間が減り、受け流すというスキルも身について、悩むことも考えることも減っていった。

興味を持たれることに慣れて、調子に乗ってたというのも否定できない。

孤独な時間を、考えることではなく、だらだらと意味もなく過ごすことが多かった。

気付けば、良くも悪くも心が動くことが減っていた。

自分への興味が薄くなって、好きでも嫌いでもなくなった。

日記を書くことも減っていった。それまで好きだった書くことも、noteを始めてみたのに、思ってたような記事が書けず、ほとんどハマらなかった。


ここ数か月の自分

noteで新しいアカウントを作ってみた。

「毎日投稿する!」と強い決心を持って始めたわけではなく、なんとなく始めた。

1つの記事を書くのに時間もかかるし、それよりもネタ探しが大変。

余裕を持って書いていることは少ない。どうにかひねり出して書き続けている状態。

でも、いざ書き始めてみると、忘れていた過去や、なくしてしまった感情、変わってしまった考えに再び出会うことができる。

スキやフォローやコメントを通じて、おもしろい記事にもたくさん出会える。そこから触発されて、自分の新たな考えが生まれることもある。

noteのおかげで、今、私は自分に飽きずに、自分に興味を持っている。


今は毎日投稿することがマイペースになっているけど、今後、時間的余裕がなくなったり、どうあがいても書くことが絞り出せなかったりすることも出てくるかもしれない。

でも、気負いすることなく、やっぱりマイペースに書いていきたい。


私も、自分に飽きたくない。


今日から新年度。

せっかくの機会なので、心機一転。


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