カフェインの代替品・無料で断酒・断食の時間帯
◼︎SHOWノート
◼︎エピソードの要約
Co-host:若山七美
◼︎対談中に話した話題
カフェインとうまく付き合う >カフェインが持久力を上げる仕組み
ヒトにおけるカフェインの主な代謝物「パラキサンチン」>パラキサンチンの摂取による認知機能および短期記憶の改善と注意力の持続に関する二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験
激しい運動はFGF21の産生を高める >ヒトにおける筋トレと持久運動の血漿中胆汁酸、FGF19、FGF21に対する効果
FGF21は飲酒をやめるタイミングを脳に伝えることに関与している(動物実験)>FGF21は扁桃体-線条体回路を介してアルコール摂取を抑制する
プチ断食するなら食事時間は朝方がオススメ >肥満のない健康なボランティアにおける時間制限食の無作為化比較試験
パラキサンチン
カフェインはサイトクロムP450酵素系によって代謝されて脱メチル化でパラキサンチンを生成し、カフェイン代謝の80%までを占める> パラキサンチンについて
日本でも有名なMuscle Techの企画でインタビューに答えるショーン先生
パラキサンチンの入手方法
FGF21をハックして禁酒する
FGF21は通常、肝臓と脂肪組織で産生されて代謝の多くの側面を制御しています。また、FGF21は筋肉でも生成されます。
FGF21は血液脳関門を通過し、視床下部の受容体に結合することが研究で明らかにされています。また、脳の報酬経路とアルコールを求める行動における重要なプロセスであるドーパミンのシグナル伝達を変化させます。
上記のリンク先で紹介したFGF21に関連する2つの研究(1つはヒト、もう1つは動物実験)から得られた結果はヒトの研究では激しい運動がFGF21の産生を促進することが示されました。
動物実験ではFGF21を注射するとマウスとサルのアルコール摂取行動が変化することがわかりました。 また、FGF21を薬物として投与することでアルコール摂取量が減少する可能性も示唆されています。
よって高負荷の筋トレなどの激しい運動が禁酒にとって最適かもしれません。
プチ断食の最適な時間帯
90人の参加者がeTRF群(n=30)EARLY朝方、mTRF群(n=30)MID昼間、対照群(n=30)に無作為に割り付けられました。82名の参加者が5週間の全試験を終了し、解析が行われた(eTRF群28名、mTRF群26名、対照群28名)。特に著しい結果はインスリン抵抗性の変化でした。
食事摂取時間を朝方にしたグループは空腹時血糖値が改善し、総体重と脂肪率が減少、炎症も改善し、腸内細菌の多様性を増加させることが示されました。
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