進撃のニート
身長6m10cm。体重600kgの人。
名古屋駅で待ち合わせ場所として
有名な「ナナちゃん人形」のプロフィールです。
この日は名古屋の友人とナナちゃん人形の
足元で待ち合わせです。
時間はちょうど12時。
ランチタイムで人混みの中、
無事彼と合流できました。
彼は高校の同級生です。
いつも冗談ばかり言ってヘラヘラしています。
しかし、起業後たった2年で年商1億円を超える
物流会社を経営する凄腕社長なんです。
彼の会社に独立起業を夢見る2人がいるので
話をしてほしいと言われたのです。
「ニートの僕に何を?」
最初はとても驚きました。
僕は7月に物流業界へ入り、
翌年4月の起業に向けて動いています。
業界に入り、約半年で独立するのは異例で
通常は現場を2〜3年経験するからです。
とても有難いお誘いですが、
僕が役に立てるのか不安でした。
17時。
2人と合流し、食事をしながらまずは2人の過去を
色々と聞いていきました。
すぐに違和感を感じ始めます。
1人は元々営業マンで年収1000万円超えの39歳。
もう1人は、ある音声配信アプリで
100万人フォロワーがいる25歳。
違和感の正体は、
自分よりも圧倒的に能力の高い2人に対して
「僕よりすごい人だから、わざわざ僕が話さなくていいよね」
という自信の無さでした。
しかし、2人はすごく真剣に僕の話を聞くのです。
20代前半の時に同じような状況になったことがあり
当時の師匠に言われたことがあります。
「この分野に関しては、お前の方が経験して
結果を出しているのだから自信をもて」
自分にどう言った価値や能力があるのかって、
言われrまでわからないことが多いんですよね。
「自分は難なくできている」からです。
ハッと当時のことを思い出し、
これ以上無いくらいの熱量で全力出して話し切った夜でした。