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【雑記】チェアリングはじめました まずは自宅にて

ここのところ自宅で独りでいる時ひそかに楽しみにしているのが、何をかくそう、あの「チェアリング」。

いとうみゆきさんの著書「チェアリングはじめます」に影響を受けて私も一脚、マイチェアを購入してみたところ、その新感覚にはまっています。

チェアリングというのは 自分のイスを持って 外に出て 好きなところに行き イスに座ってお酒を飲むことらしいです!

いとうみゆき「チェアリングはじめます」

かわいいイラストでいとうさんの体験談がつづられる本書を読んで、お酒を飲まない私も「チェアリングって、いったいどんな感覚なんだろう?」と興味がわきました。

善は急げ。さっそく日本チェアリング協会推奨という、キャプテンスタッグの棚モック付きラウンジチェアを購入。手始めに自宅の庭で広げてみました。

このチェア、カバーから出してパッと広げて2秒でこのとおり。えっ、こんなに簡単で良いのでしょうか?これまでこういったアウトドア的なアイテムを知らなかった私はそのお手軽さに面食らってしまいました。重さも2.4kg。持ち運びもラクだし、便利。

お酒を飲まない私は、マイボトルにコーヒーを淹れました。なぜか室内で飲むより、一歩外に出て飲むほうが美味しく感じる不思議。

コーヒーは豆を挽いて丁寧に淹れてみたのですが、もしかするとそうでなくとも良いのかもしれません。

いとうさんの本の中では早朝にコンビニで買ったパンやコーヒーをお供にチェアリングを楽しむというくだりもあり、なるほどそれも良いなと読んでいてわくわくします。

イスに座って、背もたれに身をゆだねるとふだん聞こえなかった音が耳に入ってきます。

風で木の枝や葉がざわざわする音。
車やバイクが通る音、ときどき遠くから救急車の音。
公園で子どもたちが遊ぶ声。
りりりと鳴る、秋の虫の声。

ふだん気にしなかった音まで聞こえてくるような、新感覚の時間。
たったひとつ、イスに座ってぼーっとしているだけなのに。

なるほど、たしかにこの状態でお酒があったらまた別世界に行ってしまうのだろうなと感じました。私もお酒が飲めないわけではないので、なんとなくそれはわかります。

さらにチェアリングしながら、スズキナオさんとパリッコさんの「チェアリング入門」も拝読。

この「チェアリング」というアクティビティの生みの親といわれるお二人の共著。こちらは真のお酒飲みの方にぐさぐさっと刺さるのではないでしょうか。

どのゲストとの対談も面白いのですが、まさか「イスつながり」で人間椅子の和嶋慎治さんが出てこられるとは。たいへん興味深く読ませていただきました。

さて、まずは自宅の庭で慣らしているチェアリング。次の休日、独りの時間には思い切ってイスを持って外の世界に繰り出してみようと企んでいます。

なんなら、コーヒーと食べ物と、行く先付近で現地調達しようかな。独りでやってみてよかったら、次は家族でそれぞれにマイチェアと好きなおやつを用意して出かけてみたりしてね。そう考えたらなんだか胸がどきどきしてきました。

この秋、イスとともにふらっとでかけてみよう。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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