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【モノをミニマルに】捨て方を知っていると自然とモノが減る
モノが減る理由:捨て方を知る力
ミニマリスト生活の中で、ワタシが特に意識しているのが「捨て方を知る」こと。人がモノを手放す際に迷いが生じるのは、それを「どう捨てればいいのかわからない」からではないでしょうか。
私の場合、そんな悩みを解消してくれるのが、紙ベースで手元に置いている地域の「家庭ごみ 分け方出し方」というゴミ捨てマニュアル。(地元金沢)市内のお宅に毎年配布されて、必ずみなさん持っているはずの一冊。
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ワタクシ、この冊子、暇さえあれば自宅でパラパラと見返しているのですが、おかげさまでモノを減らす上でものすごく助かっています。
ごみ分別辞典
このマニュアルには、燃やすごみ、燃やさないごみ、あきびん、資源回収、有料個別回収など、それぞれの捨て方がイラスト付きで詳しく説明されています。中でも私が特に気に入っているのが「ごみ分別辞典(50音順)」です。
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例えば、「自宅のこれ、どうやって捨てるんだっけ?」と思ったとき、この一覧を引けばすぐに解決します。乾燥剤は燃やすごみ、CDも燃やすごみ、磁石は埋め立てごみ、といった具合に網羅されています。けっこう細かいモノまでおさえられていますよ。
こちら金沢市では一番長い辺が70cm以下か、80%以上が金属製かどうかで捨て方が異なります。例えば布や皮製のかばんは、70cm以下であれば燃やすごみ、70cmを超える場合は埋め立てごみ。座椅子は金属部分が80%未満で70cm以下なら燃やすごみ、70cmを超えれば有料個別収集、80%以上が金属であれば金属ごみとして処分されます。
ワタシの場合、このように細かく捨て方のルールが記載されているからこそ、「きちんとルールにのっとって適切にごみを捨てたい!」という気持ちがめらめらと燃えてきます。変でしょうか?
捨て方を知ることでモノが減る
そしてこのマニュアルを読み込むことで、不思議な能力が身についたことに気づきました。それは、自宅のモノを見ただけで「何ごみ」かが瞬時にわかるという感覚です。
例えば、マグカップを見ると陶器で埋め立てごみ、充電器は金属ごみ、パソコンは市で回収できないためメーカーや資源搬入ステーションへ持ち込む、といった具合です。
私は「これ、どうやって捨てるんだっけ?」と思ったら、その都度「ごみ分別辞典」を引いて確認しています。そうしているうちに自然と覚えてしまい、「これはこうやって捨てるのね」と理解すると、次のゴミ回収日にすぐに捨てたくなります。また、わからないことがあれば市の担当窓口に問い合わせることもありますが、毎度丁寧に教えていただけるので助かります。
体感、こうした捨て方の知識を蓄積することで、結果的に自宅のモノが減っていくという好循環が生まれてきたのだと思います。うん、捨て方さえわかれば、モノはこわくない。
各地域、捨て方はさまざまと思いますが、ゴミ捨てマニュアルを紙ベースでいつでも見られるように手元に置いておくと、つぎの回収日に「これも捨てられるの!?」と気づく、かもしれませんね。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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