
トレンチコートとモッズコート 目次
Introduction
シトリとトゥは荒事専門のよろず屋で、トレンチコートのサムライと、モッズコートの格闘家のコンビだ。サムライのほうがシトリ、武道家のほうがトゥ。彼らはいつも同じバーにいて、依頼がくるまで酒を飲んでいる。
Character
シトリ
トレンチコートを着た侍。黒い長髪を後ろで束ねている。目付きが悪い。カリラ(ウィスキー)が好き。
トゥ
モッズコートを着た格闘家。金髪で、トゲトゲしている。好奇心旺盛だが学はない。好きなお酒はキール/キールロワイヤル
サン
「岩窟族の隠れ里」のレジスタンスのリーダー。オレンジ色のショートカットが特徴。父親をクアドに殺された。Act1以降はシトリとトゥの馴染みのバーでウェイトレスをしている。
クアド
タンクトップ姿のマッチョマン。岩窟族という人外で、雪の中だろうと日の中だろうとタンクトップに裸足でイケる。Act1以降はシトリとトゥの馴染みのバーでバーテンをしている。
アン
“秘密結社ニューメリック”の構成員。15歳程度。金髪で、目の隈が濃い、黒づくめの少女。主な武器は銃。超常的な力によりその銃は弾切れを起こさず、小型ミサイルのような威力を発揮する。シトリとトゥに殺されかけ、彼らのことを深く恨んでいる。
ダブ
“秘密結社ニューメリック”の構成員。超常の力により、空間に“夜色の裂け目”を発生させることができる。裂け目の向こうは異空間であったり、別の場所と繋がっていたりする。
留意事項
本作品はすべて当日書いて出しです。脊椎反射で指先が動くままに書いているのでいろいろと雑なところがありますがごようしゃください。
Act1.岩窟族の隠れ里
その日は妙に寒い日だった。彼らのたむろするバーに現れたのは、タンクトップのマッチョマンだった。
「俺たちの村を、助けてほしい」
シトリとトゥは岩窟族の隠れ里へと向かう。そこに待ち受けるのは、果たして──
Act2.刀を亡くした侍に、鉛弾の祝福を。
シトリだけを残して、バーの一行が買い出しに出かけてしまった、そんなある日。全身が機械でできた謎の女が、いつものバーを襲撃してきた。
激闘の末、愛刀を失ってしまったシトリは、刀を直すべく車に乗り込むが──?
[おまとめ版]
いいなと思ったら応援しよう!
