小田原文化財団 江之裏測候所① | 自然とアートの融合
2023年12月16日
やっと行けました。
2022年7月に放映されたNHKの日曜美術館を観て、ここは是非行きたい、と思ってからずいぶん時間が経ってしまいました。
江之浦測候所ってすごいな、
設立者の杉本博司さんってすごいな、と。
行けて良かった!
そしてまた行きたい、
次に行ったらもっと違う感想になるはず。
そんなところです。
室町時代に建てられた鎌倉の明月院の正門。
これが関東大震災で半壊、建築家で茶人の仰木魯堂(おうぎろどう)に引き取られ、解体保存されたものが巡り巡って、ここに再建されたものだそうです。
海抜100メートル地点にある100メートルのギャラリー。
右は杉本さん作の海景の美術館。
左は一面のガラス。37枚の自立する硝子板。
夏至の朝、海から昇る太陽光がこの空間を数分間駆け抜けるのだそうです。
なんともカッコイイです。
この光景をここで見てみたいです。
これは冬至光遥拝隧道の上です。
カッコイイ隧道については後でまた触れます。
右側に見えるのが、光学硝子舞台。
日曜美術館では舞台の上に乗っていましたが、普通は乗れません。
日曜美術館では、この石が切り出された近隣の石丁場の風景が放送されていました。
なんとも魅力的な石肌です。
自然肌の平滑面を持つのが特徴なのだそうです。原石を見てみたい気持ちになりました。
つづく
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