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舞台の裏の踊り

 床を見て、唾を吐く代わりに心の準備をしている
 足を踏み直して、何度も踏み直してから、天を仰いで祈りを捧げる
 また下を見て、深呼吸、白くて粗末な部屋の中
 向こうから、準備の音がする 合わせてひとり
 踊りを踊る
 体を揺らして、これから人生最後の大舞台に取りかかる
 音に合わせて、呼吸を整え 失われてゆくものをふと数える
 混乱する頭を落ち着かせようと振って、姿勢を整えて、真っ暗な闇の通路を進み 抜け出すように
 死の入り口、光の世界へ

 期限など設けなくても、間も無く終わってしまう人生だね。
 でも期限がないと、無駄とわかっていることを延々とするのは切ないから、こう決めている。
 2021年5月24日に期限を設けると決めて記事を書いてから、226日が経ったけれど、どうですか。
 発表用も、記事用も、同じように熱心に書いていて疲れないですか。難しいところですよね。ものを書くということにはわかりやすい舞台が無いため、わたしは紙の上が舞台だと想像します。
 何も成せなかったら、この期限の通り、わたしは埋もれながらこのネットの海から消滅するから、気合が入ります。成せたら命の限り消滅しない。

 元日に、曲をプレゼントして欲しい方いますか?と言っている方がいて、抽選にかけてもらったら、わたしは大当たりして嬉しかったですよ。(西園寺リルさんという方です)

 わたしの絵本、Dream Boxのタイトルも入れてくれています。
 Dream Boxとは、保健所に保護されて引き取り手がなかった動物たちがどうなるのかを再現している絵本です。

音を聴いたイメージです。聴いてみてください。

 どんなことを成したいだろう。
 どんなことを成せるかもわからなくなったら、告白でも、仕事でも、やりたかったことでも、何でも、大舞台に向かうつもりで、行くのです。
 そんな気持ちが足りなくなったら、また思い返すのが良いんでしょう。やり残して行かないように。

2022.1.3

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愛群(あいぐん)
難しいです……。

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