パワハラ・モラハラは訓練中の若輩者には当てはめちゃダメ
例が悪いかもしれないが
警察官や自衛隊、レスキュー隊員などなど人命を守るような仕事に就いたとき、その職業倫理を正しく理解し、肉体的精神的に一人前になる過程で、当事者がモラハラやパワハラと捉えるような事象が起きない方がおかしい。
例えば、訓練に訓練を重ね、いよいよ実践のロールプレイングを行った際に、重大な失敗を犯してしまったとき、「バカヤロー!なにやってるんだ!」他諸々。と罵声を浴びせられたり怒号が飛び交ったとして、それはパワハラなのか?モラハラなのか?
そしてその当事者が一人前になったときに、当時のパワハラ・モラハラだと感じたことが、今の自分の地肉となり、その職業を遂行していく大切な経験になったと実感し、上司に感謝をすることになる。
そして部下に同じことをする。
これが繰り返されることで、我々の生命を守るための職業が維持されていくのだと思う。
それを、ド新人の頃、まだ意識や考え方の教育の段階で、少々厳しく言われたことをモラハラだ!!と糾弾するのはいかがなものなんだろう。
こういう輩を若い頃に選別するための厳しさであり、こういう輩を選別できなくなっているのが今の時代だ。
向かない輩を辞めさせることも大切な選別だ。
だから警官の不祥事などが起きる。
のではないか、とふと思うわけだ。
道徳心、モラル、倫理などは人間が生活を営んでいく上で大切なことだが、その中でも、倫理・職業倫理は非常に大切なことだと思う。
これを醸成するために『特別厳しい環境で指導をする』ことをモラハラだパワハラだと騒ぎ立てる世の中が嫌いだ。
=今の時代が嫌いだ
この時代に育った多数の人が社会の中枢を担い、もっと社会をおかしくする。
=今のやり方を変えねば!となる
そして、またよき時代に戻る。
=それは少なくもと50年後
=私は死んでいるので関係ない
だから見守っておく。
そんな感じ。