若者へ。何を求めて働くのか。なんてどうでもいいのでアレやってみろよ
『やりたい仕事に就く』ことができるに越したことはない。
でもね、『やりたい仕事に就く』ことができて、挫けた人を幾人もみてきた。
アルバイト程度でしか働いたことがなく、見聞きしたことだけで、夢を持つ。
悪いことじゃない。多くはそんな感じだ。
また、『なにかをやりたい』という思いがあるわけではなく、ただ学校を出たら働かないといけない、という周囲や自分の思い込みで、とりあえず面白そうだと感じた仕事に就く。
悪いことじゃない。多くはそんな感じだ。
美容師になりたいと強く思い、専門学校に行き、美容師の資格を取った。
しかし、数ヶ月で挫折した。
お婆ちゃんの介護の経験から、介護の仕事をしたいと思い、専門学校で介護福祉士の資格を取り、介護の仕事に就いた。
しかし、一年足らずで挫折した。
やりたいと思って就いた仕事だからこそ、嫌なことがあると心が折れるスピードが早い。
折れなければ続ければいい。
仕事は我満の繰り返しだ。
楽しさが見つかるまでには時間がかかる。
その楽しさを見つけるまでの我満ができない。残念でならない。
やりたい仕事に就くことよりも、やってる仕事を好きになる
これが大事。
多くの社会人は、やりたい仕事に就いたわけではない。
なんらかの事情や、とりあえずここでいいや、ということで就くことになった仕事が、結果的に好きになった、というものだ。
やりたい仕事がないかといって、フリーターにはなるな。
やりたい仕事がなくてもいい。
やりたくないと思う仕事でなければ、ひとまず就職をしろ。
もしかすると思っても見ない遣り甲斐や楽しさがあるかもしれないぞ。
と、おじさんは思うぞ。
そんな感じ。