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利き目についての自論
今回は利き目についての自論を書いてみようと思います。
利き手、利き足と違って意識することの少ない利き目ですが意外と意識することによって運動などのパフォーマンスが上がったり身体が楽になったりすることがあるので一考の価値は充分あります。
利き目とは
利き目とは優位眼ともマスターアイとも呼ばれていて脳が優先的に情報を処理する目のことです。
普段生活の中で意識することは少ないですが例えばシューティングゲームなどで狙いをつける方の目が利き目になります。
私の自論としては狙いをつける時、目標を捉える時特に優先的に使っている目と考えています。
極論的にいえば主にはそちらの目で見ていると考えても良いでしょう。
(基本的には利き手と同じようにどちらかが優先的ですが極稀に左右差が少ないもしくは0の人もいて両目利きと呼ばれるらしいです。
私自身が両目利きではなく周りにはいないため今回は両目利きに関しては扱わないこととさせていただきます。すみません。)
利き目の調べ方
1 両手の人差し指と親指で三角形を1つ作る。
2 3〜5メートル先に何か目標物を設定して1の三角形に入るように両目で見る。
3 2の状態で片目ずつつぶると目標物が1の三角形の中にそのままある方とはみ出るもしくは出る(手で隠れる)方があると思いますがそのまま1の三角形の中に見える方が利き目です。
利き目と競技
私の個人的な経験と実験から考察するに利き目の目線と運動軸?や射軸?などが近くなる(身体の中心線から左右同じ側にある)ときパフォーマンスは向上しやすくなります。
例えば
・棒状のものを片手で持つ競技(卓球、フェンシングなど)は単純に利き目とラケットを持つ手が同じ側になる方が良いです。
・両手で持つ競技(剣道、バッティングなど)は下の手が運動軸となるので利き目と下の手が同じ側になる方が良いです。
・ボールを投げる蹴る、または射撃やアーチェリーなど何かを狙って何かを飛ばす競技は射軸と目線が同じ側で重なるようになる方が良いです。
この理論が正しいことの証明にはなりませんが昨今右投げ左打ちが多いのは個人的にこのためじゃないかな、と思っています。
左投げ右打ちが少ないのは
・利き目が左目の方が少ないこと
・野球は右投げ左打ちの方が有利であることが多いこと
・比較的ではありますがバッティングとボールを投げる動作(などの守備にまつわる事)だとバッティングの方が矯正しやすいこと
・守備は比較的利き目の影響を受けにくい人もいること
などがあると考えています。
あくまで私の自論ですし修正能力や才能に溢れている人、もしくは別の要因によってこれに当てはまらない形で結果を出している人もいますし可能性の1つ、効率を上げる方法の1つとして考えていただけると幸いです。
利き目と利き手足の合わせ方
ではどうやって合わせるかというと目をかえるか手足をかえるかということになってくると思いますが基本的には手足をかえる方が早くて楽です。
(勿論場合にもよりますし利き目をかえる手段や訓練法もあるみたいですが中々難易度が高いです。)
早ければ1〜3ヶ月である程度は出来るようになります。
実際私は利き手利き足が右で利き目か左だったのこの自論に則って片手系の競技、狙う系ボール系の競技の利き手利き足を左にかえましたが割とすぐある程度出来るようになりましたし元々のパフォーマンスより向上しました。
文化やルール上、手足をかえにくい競技、武道について
剣道や弓道においては文化上、手をかえにくい性質があると思います。
少なくとも剣道においては明文化されてはいないもののそれ自体の是非は置いておいて、馬手差しなど例外を除いて刀は左に差すものという歴史、文化の延長上にあるものなのでなかなかかえにくいです。
グランドホッケーなどルール上かえられない競技も存在します。
その場合は利き目をかえるかもしくは競技をかえる必要があるでしょう。
勿論いやいや私はそんなもの気にしないし今までやってきたしこれからもやっていくというのもありです。
楽器において
楽器においては道具の性質上と合奏の性質上、基本的にはかえられない場合が多いと思いますが基本的には目を離していく活動なので演奏自体の問題はある程度上手くなれば解消されるでしょう。
問題があるとすれば利き目側を無意識に前にしようとする傾向があるので利き目側の足を前にする人がいるのですがその場合奏法上身体を大きく使うのが難しくなったりするのでそこは解消した方が良いと思います。
(この辺はまた楽器の構え方、奏法について詳しく書こうと思います。)
最後に
とりあえず自論を書こうと思ってバーッと書いてしまったので読みにくい文章となってしまいました。
また時間を作って加筆修正をしていこうとは思いますがここまでお読みいただき本当にありがとうございます。
みなさまの何かの一助になれれば嬉しいです。