【衝撃事実】小学校の習い事と将来年収の関係
小さなころから様々な体験をしてほしいと、お子さんに習い事をさせる家庭は少なくないでしょう。現に私も、子供たちの習い事、スポーツの家庭教師サービスを提供しています。
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経済産業省のシンクタンク「経済産業研究所」の研究プロジェクトは、課外・学校外で運動や音楽を経験した人ほど、将来の学歴や収入が高くなるという結果を公表しました。
喉から手が出るほど聞きたい話だと思いますので、早速本題に移りましょう。
鍵になるのは「非認知能力」
研究に当たっては、2019年3月に行った調査データを用いました。
分析の結果、小学校時代に運動(水泳・球技・武道・体操・舞踊など)か音楽(楽器演奏・コーラスなど)を経験した人ほど、学校の成績が良く、現在の収入(時給換算)も高いというのです。
これは、忍耐力・意欲・社会性・創造性など、テストでは測れない
「非認知能力」
が育つからだとされています。
何を習わせるか自体に家庭背景
習い事と言えば、月謝などは決して安くはありません。教室などに通うには、送迎などの保護者のサポートが必要になります。
そもそも、バレエやバイオリンを習わすこと自体、保護者の意向が強く働いたものが多いでしょう。実際、運動や音楽の経験には、特に父親の学歴が影響していたといわれております。
運動の選択には交友関係や地域行事への参加といった「社会的資本」が。音楽の選択には暮らし向きや読書経験といった「文化資本」も関係していました。
広がる「格差」
ただ近年、経済格差の広がりとともに、子どもに習い事を複数させられる家庭から、一つも習わせることができない家庭まで、「教育格差」が生じていることも心配されています。
一方、学校教育でも、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」だけでなく「学びに向かう力・人間性等」など、いわゆる非認知能力も含めた幅広い資質・能力を育もうとしています。
中学校からの部活動は、顧問となる先生の多忙化から、段階的に地域へと移行する取り組みも始動しています。しかし部活動が、少ない費用負担で生徒に多様な経験をさせ、非認知能力を伸ばしてきた側面も否めません。
今後の動向
今回のまとめとして、多様化が進む現代の中で子供のころから身に付けられる能力に「非認知能力」というものがあり、それは将来の年収と凄く関係してくるということだ。
それぞれの活動、特に球技には社会性を育む特性があり、子供のころから取り組んでいくことがすごく重要になってきて今後も、スポーツ教育がものすごく注目を浴びる形になる一方、部活動の地域移行によりスポーツ格差が生まれてくるのも実際浮き彫りになる課題だ。
日本人、そしてスポーツに関わる身として今後もこの課題とは向き合っていかなければなりません。
我々はこういうスポーツの課題に目を背けず、届くべき人にサービスが届くような世界を創っていくのが使命であります。
どちらしろ、今現在勉強以外に習い事をさせたいと思っているそこの親御さん。まずは私たちが第一歩目の背中押しをサポートします。子供の未来を今から明るくしていきましょう。