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私という人間: 日常の戦い - HSPと音嫌悪症の狭間で

コロナの影響と私の敏感

元々私は、『HSP』&『音嫌悪症』の気質があった。

しかし、コロナにより元々の気質がさらに強くなってしまった。
コロナで人と関わることがめっきり減り、仕事もリモートのため、耐性が激減したのだ。
(私と同様に世の中にもこのように感じている人が増えたのではないだろうか?)

・HSP=Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)
生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味。
いわゆる『繊細さん』。
・音嫌悪症(ミソフォニア)
ある特定の音が聞こえてくると「過剰」に敏感に反応して嫌悪感や不快感を覚える症状。
くり返される音を敏感に感じ取り、尋常ではない不快感を持ったり、怒りを爆発したり、パニックに陥ったりする。

HSPの世界観 - 感覚過敏の日常

私のHSP特徴。

・生活の急な変化に弱く、動揺してしまうため無計画なことができない
・たくさんのタスクをこなさなければならなくなるとパニックになる
・大きな音や匂いに敏感
・自分の言動が他人に不快を与えていないか常に気になる
・他人の言動も気になり、他人の気分に振り回されやすく、対人関係に疲れてしまう
・映画やドラマの暴力的なシーンを見ると暫く、自分の人格に影響を及ぼす

『HSPの人が抱えやすい悩み』
(出典:エレイン・N. アーロン著、冨田香里訳『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなた)

音嫌悪症 - 静寂を求める心

私の音嫌悪症の特徴。

私は『鼻をすする音』に対して異常に嫌悪感と怒りを感じる。

職場に常に鼻をすすり、豪快に鼻水を飲む男性がいる。
(私は「はなみず すする」くん と命名している)

すするくんは、出社時から既に鼻水をすすり、鼻水を飲んでいる。
私は、すぐに彼の傍から退避し急いでイヤホンを装着。
爆音でノイズキャンセルしないと彼が流血する事態に陥ってしまいそうになるぐらい私の脳内はパニックを起こしてしまう。

生きづらさの現実 - 忍耐と受容の模索

HSPで過剰に気を使っているからこそ、周りが気遣いなく発する不快音に反応してしまうのだ。

と、私は自分の性質を推測している。

「生きづらい」

実に生きづらい。
世間の人は何も気にせず生きている人が大半なのではなかろうか。

自分自身が気にならないようになれればいいのだが、なかなか性質は変わらない。
そして他人も変わらない。

他人は変えられないから私が我慢するしかない。

『我慢の人生』、どうなのだろうか…

でも、HSPと音嫌悪症のまま、折り合いをつけて今日も生きるしかない。



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