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このお仕事を始めたきっかけ

前職について

韓国在住7年目、現在は子育てをしながらウェブトゥーンの韓日翻訳と写植のお仕事をしています。

このお仕事を始めるまでは、韓国情報サイトで記事を書いたりBUYMAでバイヤーをやったり、韓国語の商品画像を楽天用に翻訳/編集する仕事をパートでやったりしていました。

商品画像を翻訳/編集するお仕事では原文をPhotoshopで消し、訳文を入れるという作業があったのでこれがウェブトゥーン翻訳/写植を始めるためのいい入口になっていたなと思っています。


ウェブトゥーン翻訳

移住してきて7年、今まで細々と在宅でお仕事をしてきたわけですが数年前からウェブトゥーン翻訳というお仕事があるということは知っていました。
ただ、ちょっとした偏見もあり正直ずっと避けていました。

避けていた原因の一つめは「みんなやってる」「流行ってる」という印象があったから。
ある時からTwitter上でウェブトゥーン翻訳を始める方をチラホラ見かけるようになり、私の中で「流行りもの」とういうイメージがついていました。
昔から ”みんなと同じ” が嫌いだった私にはこのブームに乗りたくないという気持ちがあったのです(笑)
二つめの理由としては「稼げない」という偏見です。
Twitterで「単価が~」というつぶやきを何度か目にしていたので、ウェブトゥーン翻訳はあまり稼げない。お小遣い程度のものなんだろうという見方をしていました。

そんなある日、商品画像の翻訳/編集をしていた会社がほぼ倒産状態になり職を失うことに…
これをきっかけにとうとう翻訳業界へ足を踏み入れることになります。


どうせなら写植もやってみたい

前職が商品画像の翻訳/編集だったので、すぐに行動を移せたのが以前からその存在を知っていたウェブトゥーン翻訳でした。
試しに求人サイトを見てみたら、ウェブトゥーンのローカライズには翻訳だけでなく写植というお仕事があることを発見します。

調べてみるとPhotoshopでフキダシを作ったり、訳文を入力するお仕事らしい。
私、倒産した会社で似たようなことやってたじゃん。
前職では翻訳よりも編集作業のほうが好きだったし、このお仕事向いているのでは?
そう考えてもう少し色々調べようとネットを見ても、ウェブトゥーンの写植に関する内容はほぼ見つかりませんでした。
Twitterで探しても、翻訳者はこんなに沢山いるのに写植をしている人は見つからない。

”みんなと同じ” が嫌いな私はこの状況に喜びを感じることになります(笑)
本来なら翻訳者と同じ数だけ、写植をする人が必要なはずなのに翻訳者に比べて写植をしている人が圧倒的に少ない。
これはチャンスだと思いました。
そしてどうせなら翻訳と写植を同時にできる人材になってやろうと決めたのです。

そう思ってこの業界に足を踏み入れたのが2022年9月のことです。
意気込みだけは十分だけどなにせ初めての職業。
右往左往しながらも、有難いことに翻訳/写植ともに途切れることなくお仕事を頂いています。
これからもっとスキルアップして作品作りに貢献できたらなと思います!

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