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躍進するインド


 皆さんこんにちは、わきゅわきゅと申します。
 

 今回は、近年目覚ましい成長を見せるインドについて学べる本を紹介します。本のタイトルは、「インド グローバル・サウスの大国」です。

 この本では、インド国内の宗教、カースト、地域別特性やインドのこれまでの外交について、そして日本から見たインドなど様々な視点から、全般的にインドという国の説明がありました。全くの無知の私でもわかるように書いてあったため、とても学びになりました。

 その中でも、印象に残った点をいくつかピックアップします。
・地域別特性に大きな違いがある。(西部:商業の中心、南部:教育水準が高い、北部:教育水準が低い、東部:植民地時代のインドの首都)
・宗教、カーストなどの多様化が経済に与える影響。(教育水準が低い北部では下位カーストの人が支持されることも多い)
・インド誕生後、国内での紛争は1度も起きていない。
・安部元首相の外交の強さ。
などなど挙げ始めるときりがないほど、たくさんの学びを得ました。

 また、インドのこれまでの歴史的な背景を知ることで、ニュースで報道された内容の理解度が向上し国際社会への関心が高まるため、初学者の方に読んでいただきたい1冊になっています。

 インドは、ロシア・ウクライナの問題や、アメリカ、中国の動向などにも関係が大きく、これからも日印の関係性は重要度を増していくことは間違いありません。テレビの報道だけを信じることは危険な状況にもなっていますので、ご自身でインドへの理解をしてみてはいかがでしょうか。


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