421.「つくる」を心から楽しみながら、自分業を育てていく。
プロの絵描き屋さんが
「1日13〜15時間くらい絵を描いてる」
「せっかちだから、描き終わる前に飽きちゃうから」
「描きたいって思ったら、飽きる前に描き終えたいって思っているの」
と、YouTubeの中で話していました。
そこで思い出しました。
ビジネス仲間との会話で私自身も
と話していたことを。
何気なく言ったことなのに
仲間に「才能ですね!!」と言ってもらったことを。
でも、最近は「つくる」よりも
「ビジネス」について考えを巡らすことに
時間を使ってしまっていました。
それで、
「描きたい」と思ったことも
ビジネスの考え事をしているうちに
描きたいという熱が冷めてしまって
「描けない」で終わっていました。
そのことに気が付いて、愕然としました。
また、最近読んだ本で見た衝撃の図を思い出しました。
それで、確信を抱きました。
10月1日に開業届を出し、
個人事業主として歩み始めてから
やる気が空回りするあまり、
頭の中が「ビジネス」でいっぱいになり
その一部が「つくる」になってしまっていた
ということに。
私の場合、約2年前から自分業にチャレンジしたい思いがあり、
自己理解を深めた結果、やっと決断できたという経緯があります。
そのせいもあって、
ビジネスへのやる気が空回りしている、という状況です。
また、「ビジネス」として育てていきたいからこそ
向き合わなければいけない問題もあります。
ですから、こうなってしまうのも無理はないかなと
思うのですが、
でも、何よりも大好きな「つくる」を
楽しめなくなってしまうなんて、
そんな悲しいことはないとも思います。
空回りしてしまうほどの、
やる気がある今だからこそ、
心を落ちつけて「つくるのが楽しい」と言う原点を
大切にしていきたい。
そう改めて思っています。
そういえば、
私に絵を描いてほしいと言って
初めてお金を出してくださった方が
そう言って下さったんですよね。
可愛いとか、可愛くないとか、
好みだとか、好みじゃないとか、
それだけじゃない、
「描いている時の気持ち」まで
伝わるんだって
びっくりしたし、
だから私を選んでくださったなんて。
こんな幸せなことはないと感じ、
涙が出るほどうれしかったのを覚えています。
その方に
「つくるのが楽しい、好き」っていう気持ちは
魅力にもなるんだと教えていただいたのに
すっかり忘れてしまっていました。
ごめんなさい。
「つくる」を心から楽しみながら、
自分業を少しずつ育てていく。
そんな11月にしていこうと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。