カブトムシの集まる木【結論出ず】
実家に集まるカブトムシ
私の実家は群馬にあります。平地の住宅街にありますが、住宅街周辺には田畑が広がり、さらにその周りには山が連なっています。立派な田舎です。
田舎ゆえに都内では見かけることのない動物も多く、河川敷での猪目撃情報、熊出没の注意、ハクビシンによる家屋への糞害・ペットの食害なんかもよく聞きます。
しかし、中型・大型の哺乳類と違って子供にも喜ばれる生き物もいます。
カブトムシ、クワガタムシです。
庭に果樹を植えている家では、夏場に集まってきたカブトムシを捕獲し、自分で飼育したり、近所の子供にお裾分けすると言ったことが普通でした。
私もおこぼれに与って、大事にクワガタ・カブトを育てたり、夜中に自分で採りに行ったりしたものです。
成人した現在では都内で暮らしているので、中々自然下のクワガタ・カブトを見る機会は中々ありません。
が、しかし。最近実家に帰省すると「今年も庭にカブトムシが来たよ〜」と報告を受けます。知らないうちに庭のトネリコがカブトムシのホットスポットになっていたようです。今では、童心に立ち返ってカブトムシと戯れるのが帰省時の楽しみです。
カブトムシはどの木がお好き?
ただふと思ったことがあります。
「以前からトネリコは植わっていたけどカブトムシが来るなんてことはなかったはずだ。それにカブトムシってクヌギ、ナラといったブナ科の樹木に集まるんじゃないの?」と。トネリコはゴマノハグサ科の植物です。幼少期からずっと持っていた認識は打ち砕かれました。
そこでカブトムシがどの樹木の樹液に集まるかと言ったことを調べたのですが、正直全く分かりません。
ブナ科の多数の属の樹木はカブトムシの集まる木の代表的存在ですが、トネリコの例もありますし、そもそもバラ科のプラムや桃の果樹園で採れたカブトムシをもらった経験がありました。(プラム、桃の場合は樹液というより、果実を餌としているとは思いますが。)
この時点で、カブトムシはかなり多くの樹木の樹液を餌とすることがわかり、絞り込むことは困難です。
それならばカブトムシが生存する上で必要としている栄養素を調べて、「その栄養素を樹液または果実に含む樹木ならカブトムシが集まる」という結論を出そうとしましたが、糖分・タンパク質といったありきたりな成分しか分かりません。
しかし、経験から針葉樹の樹液には虫が集まらないことは知っているため、「カブトムシは針葉樹以外の樹木の樹液・果樹なら幅広く採餌する。しかし、好みはあるし、広葉樹でもカブトムシが採餌しない種もあるかもしれない」ということだけは分かりました。まあ何もわかっていないのと同じですね。
感想
本腰を入れていないというのもそうですが、調べてもよく分からないということもあるんだな〜という思いです。もっと時間を作って調べても良いのですが、今日はこれくらいにしようと思います。
有識者がいらっしゃれば参考にすべき文献だけでもご教授いただけると嬉しいです。