作品を作る話
今君たちの前にコップがある。
ガラスの透き通ったコップだ。
それに水を入れる…満タンになるまで…
そこに先生に言われた通りの水性絵の具を垂らしていく。
透明なガラスに入ったコップの中に色が映える。
これは何の話かと言うと、作品を作る上での演出の話。
コップは作品、水は貴方、水性絵の具は演出だ。
そこに自分があるとすれば透明な水。
自分を水性絵の具だと思い間違った表現で作品の色を染めてしまうと
作品から逸脱した表現となり納品時に弾かれてしまう。
作品に正しい色を与えるのは演出する人。
貴方が何かの作品に携わる時に
自分をどれだけ水に近づけられ
演出する人の意図をどれだけ汲み取り表現できるか。
それにより
作品をどれだけ輝かせることが出来るかが決まる。
その努力をしたことは貴方はあるか?
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