やっと自分を大切にしようって思えた
メンタルをやった高校生のときから4年くらい経った。
4年間いろいろなことがあった。
自分を大切にしない行動をたくさんしてきた。
自傷、OD、アルコール、自暴自棄になって自分なんかどうでもいい、めちゃくちゃになればいいって思う…
でも最近は、そうじゃない方法(認知行動療法、マインドフルネス、人に相談する等)で、自分のネガティブな感情に対処しようって思えるフェーズに入った。やっと。
その大きな理由は、障害者雇用の就活を始めたこと。
体調を安定させることが求められ、薬物療法だけでは限界があることに気づいたし、自傷やODをしていてはいつまでも健康的な安定を目指せない(脆い回復にしかならない)と思ったからだ。具体的な対処方法まで聞かれることも多いから、ごまかせなくて、本やデイケアや大学で学び始めた。
そして最も大切だと思ったことが、人に素直に自分の悩みや気持ちを打ち明けること。わたしは今まで、メンタルをやる前も、自分の悩みや感情を正直に話すのがとても苦手だった。一人でため込んで、しかもどんどん悪い方向に考えてしまう(認知行動療法においては自動思考や認知の歪みと言われるものだ)。さらに、自分がつらいと思っているのはおかしいことだって思って、その感情をないことにしてたし、弱みをさらけ出せなかった。でも誰だって不安になるし、自分だって不安になってそれを認めてあげていいんだ。(COS MY FEELINGS MATTER!だって自分の感情が重要だから!)
辛いとか不安になるのは人間として妥当な反応だから、それは何もおかしいことじゃないし、決して自分のメンタルが弱いからじゃない。
そして、打ち明けたり相談したりするときに、上手な方法があるんだって知った。それは、
①適切な人(病院の人や、信頼している友達)に相談すること(つまり、自分にとって危険だと感じる人や話の通じない人には相談しない)
②同じ時間内に、自分が悩んでいることを全てダラダラと話すのではなく、「今回は自分が今一番悩んでいるこれについて、自分の気持ちを正直に話して、どうしたらいいか聞いてみよう」って決めて(あるいは必要なら準備して)話すことだ。
こうすることで、自分の気持ち的にも楽になる可能性がぐっと上がるし、相手にとっても「もうこの人の相談乗りたくない面倒くさい」って思われなくて済むのでその後の関係が悪化するのを避けられる。
そしてできれば対面で相談するのがいい。電話やチャットだと相手の反応が見えないし場合によってはラグがあるからだ。
そして、人に相談したら(私の場合はハローワークの人や病院のスタッフさん)、すごく安心したり、適切なアドバイスをもらえたりして楽になった、というポジティブな経験ができたことも大きい。ほんとうにこの環境や人々に感謝している。
でももし、ネガティブな経験をしてしまっても、自分が信頼できる相談先を見つけるのを諦めないでほしい。一人で抱え込んで限界な時に誰かとつながるのはすごく大切なことだからだ。とても大変かもしれないけど、助けてくれる人は絶対にいるし、誰だって助けを求める権利がある。
上記のようなこと(誰かとつながることやマインドフルネスについて)は、よかったら以下の本を参考にしてほしい。
とは言え、まだ自傷や一人で抱え込むのを完全にやめられたわけではない。ここから始まるのだと思う。苦しいときもあるだろうけど、希望を持って、行きつ戻りつ休みつつ、悩みながらも着実に前進していきたい。
Slowly but steadily, slowly but surely
最後まで読んでくれてありがとう。 るえな