船頭多くして船山に登る
自らの失敗談です。
以前、非営利の組織を設立したことがあります。
社会的な要素が強かったため、
理念の近しい仲間たちと共同で一般社団法人として設立しました。
でも問題は「偶数」にしてしまったこと。
一般社団法人は性質上2名以上の理事が必要ですが、
偶数にしてしまったことで、意見が分れた時に決着がつかなかったのです。
その後1名を追加し解決を図ろうとしましたが、
今度は意思決定者の数が多過ぎて、意見がまとまらなくなりました。
意思決定で都度時間がかか離、ライバル組織に遅れをとることになります。
それなりの売上は作れたものの、2年で解散となりました。
「船頭多くして船山に登る」とはまさにこのこと。
頭数を揃えるにしても、「物言わぬ理事」を携え、実質1人で運営を行う方がローンチ段階ではいいのかもしれません。