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銀だこが”ムリ”な理由 -還暦サイゼリヤアルバイトの日常-

久しぶりに大阪へ行ってまいりました。
驚いたのは、日曜日のお昼、道頓堀のインバウンドクラウド(混み合っている意味のクラウド)。

あの一角は、もはや日本ではありません。
まあ、言ってみればインバウンド特化型観光地なので、お店の人にとってみたら願ってもない人混みですけど。

別に日本ではなくなったからと言ってなんとも思いません。
「古き良き文化を踏みにじられた」
なんてこともまったく感じません。
インバウンド、すばらしいです。

ただ、感じたのは「かたより」でしょうか。
私たちが飲んだ店、道頓堀近辺で2軒ありましたが、1軒目は予約もとらず飛び込みで、まあガラガラの居酒屋。
2軒目はメインの店だったので、友人に予約してもらい4時間の長丁場を、嫌な顔ひとつされず、極上のお料理を楽しませていただきました。
どちらの店も、道頓堀からワンブロック程度離れているだけなのに、インバウンドピープルはゼロ。

なのに、道頓堀のラーメン・たこ焼き・カフェ・団子屋…は長蛇の列。
私たちが団体旅行で行く先々って、こんな感じなのかもしれませんね。
ハワイとかグアム、中国に韓国、シンガポールにマレーシア…

それにしても差が激しすぎると感じたのは、私だけでしょうか。
というか、彼らインバウンドピープルは、何をたよりに行列のできる店”だけ”を目指して道頓堀を訪れていたのでしょうか。
中には”2時間待ち”とか書いていた店もありました。
短い旅程の中で、2時間はさすがに無駄では?
とはいえ、TDRでそれくらい並ぶ(私のような)お父さんだっているので、人のことは言えませんが。

まあ、観光ゾーンはさておき、なぜかやたらと目についたのが「たこ焼き屋」でした。
「たこ焼き十八番」とかいう店が、たしか梅田のナビオとファイブの間の細い道にあり、その向かいにもたこ焼き屋。
「くくる」が伸びているという話も聞きますが、その中で「銀だこ」は、ほぼありません。
関東だけかもしれませんが、銀だこを展開するホットランドがよくテレビで話題になったりします。
関西では銀だこ、弱いのでしょうか。
私はもちろん、あんな揚餃子みたいなのをたこ焼きとは呼びませんが。

私、銀だこでよく食べていたのは、ランチのカツカレーです。
たこ焼きはおいしくないので、一度か二度、銀だこハイボール酒場とかで友人と食べて以来、食べたことはありません。

そして、銀だこに決定的に欠けているものがあります。
私がよく眼にしたのは、赤坂見附とコレド日本橋の裏にあったお店(今は店舗検索しても出てこないので…)でした。
あと、ららぽーと豊洲店にも言ったことはあります。
はっきり言ってどれも、
「たいしたことない店」
です。

決定的に欠けているものがあるのは、どの店も同じで、しかもどの店も店員さんが同じだったことがないほど、いつも違う人がいます。
これって、どうなのでしょう。

ここは、はっきり言って、
「ムリでしょう」

しかも悪いことに、何年かたって行ってみても、やっぱり変わっていないんですね。
なので、はっきり言えば、
「私に銀だこは必要ありません」

今日もお読みいただいてありがとうございました。

多分、銀だこも私のことは必要ないでしょうが…

てか、炭水化物をつまみにハイボールは飲めません。
これが決定的に欠けていることではありませんよ。他にあります。
ごめんなさい。

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