介護の仕事への興味
祖母の運営する施設に入居している利用者の方々とのコミュニケーションが当たり前になってきた時。
祖母が私に『お前は年寄りと話しててなんともないんか?』と一言。
私は「なんで?みんな可愛いじゃん」と返すと、
祖母は『そうか、汚いとかそういう風に思わないのか?』と返してきた。
確かによだれを垂らしている方も多くいましたが、自分は特に気にせずに握手をしたりしていましたので、「全然思わないね」と言うと祖母は『お前は介護の仕事が向いているかもしれないよ?』と言い、その時に初めて私は介護という仕事に興味を持ち、将来は施設で働くか。と子供ながらに思いました。
そういえば、その当時から認知症の方に対しての接し方は今思ってもちゃんとしていたなと思います。
傾聴し、否定することはなく、少し混乱している利用者の方にも、優しく接していました。
それからは夏休みなどを利用して祖母の施設へ手伝いをしに泊りで行くことも多くなっていました。
(おいしい食べ物とお小遣いがもらえるという理由もあったのは内緒)
次回はそんな祖母の施設で関わった利用者さんについて話していこうと思います。
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