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母から電話がありました
昨日は、高齢者施設に入所します母の面会に参りましたので、今日はお休みです。
今日の午前10時頃に、母から電話がかかって来ました。母は、昨日転倒し、右腕を打撲したので、心配していました。
母「もしもし。あのなぁ、昨日あんたが帰ってから、手ぇの打った所がえらい痛なってん。ご飯もよう食べへんかってんけど、そしたらここの人(職員さんの事)が、食べさせてくれはってん。」
私「え〜。大変やってんなぁ。今はどない?病院行くん?」
母「今朝からは、大分痛いのん、マシになってん。」
私「マシになって良かったなぁ。」
母「ほんでな、あんたに昨日渡したお菓子、今食べよ思てんけど、見つかれへんねん。どこやった?」母は、昨日の喫茶レクで、駄菓子を頂いたのですが、私に渡して来ましたので鞄にしまい、そのまま家に持って帰っていたのです。
私「あ〜ごめん。鞄に入れたままになってたわ。明日持って行くわな。」
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母は、この駄菓子を食べようとして、見当たらなかったから、私に電話を掛けて来たのでした。私は、この駄菓子は、母はきっと食べないだろうと思い、捨てるつもりでした。捨てなくて良かったです。本当は、母に塩分の入っている駄菓子は、食べさせたくありません。しかし、母は、塩気のある食べ物に飢えている様です。明日、渡さなければまた怒り出すと思うので、持参するしか無さそうです。母は、常にお腹が空いて仕方なくて、駄菓子を必死で探していたのだと、知りました。駄菓子を探す母の姿を想像しますと、とても悲しい気持ちになりました。