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母の面会へ86

今日は、高齢者施設に入所します母の面会に行って参りました。

施設に行く支度をしていた時に、施設のケアマネージャーさんからお電話がありました。
ケアマネージャーさん「お母様が、昨日から胃腸の調子を悪くされて、お粥をお部屋で食べられています。それと、お身体の痒みを訴えられています。」との事でした。これから面会に行く旨をお伝えしました。

母の居室に着いて、母に具合を聞きました。まず、昨日の夜中は痒くて殆ど眠れなかった、と。そして、胃もたれと下痢もあって、お粥にしてもらったそうです。
母「ガムや飴の食べ過ぎで、お腹壊した思うねん。」ガムや飴で、お腹壊すかなぁ…と思いましたが、否定はしませんでした。

母に、外へ行く?と聞きますと行くと言うので、母を車椅子に乗せて施設の外へ出ました。スーパーマーケットでは、またスイカとアメリカンチェリーを買うと。そして
母「お粥なんやけど、梅干し付いてへんから梅干し欲しいねん。」と。え〜梅干しは塩辛いから…どうしよう。梅干しのコーナーの一番塩分が少ない物を選び、母には
私「少しずつ食べなあかんで。いっぺんにぎょうさん食べたらアカンで。」と言いました。

スーパーマーケットから施設に戻り、母にスイカを食べさせたら、小さなパックのスイカを瞬く間に平らげました。食欲はあったので安心しました。アメリカンチェリーは、洗ってタッパーに入れました。そして、肝心の梅干しは
私「これは冷蔵庫に保存せなアカンから、施設の冷蔵庫で預かってもらうね。」と母に伝えました。母は、分かった、と。
フローリングワイパーで床の掃除と、お手洗いの掃除をして母に挨拶をして、居室を出ました。

帰り際、ケアマネージャーさんに梅干しを預かってもらって、食事の時に出して欲しい、とお伝えしますと
ケアマネージャーさん「循環器のお医者様に確認して、許可が出たらお出しするようにします。」との事でした。

その後、夕方に母から電話がありました。
母「晩御飯に、梅干し出てけえへんかった。」と、少々不機嫌な声です。
私「ケアマネージャーさんが、お医者さんに梅干し食べてもええか聞いて、ええって言われたら出します、って言うてはったで。」と伝えました。母は、分かった、と返事をして電話は終わりました。

循環器内科の診察は、明日なのです。お医者様は、きっと梅干しは駄目だと仰ると思います。何故なら塩分制限があって、1日6グラムまでと言われていて。施設のお食事は、6グラムでお願いしているからです。週に1度の外食ならまだしも、梅干しを日常的に食べるのは明らかに良くないと思うからです。母は、自分が心不全で、長生きする為に塩分制限しないといけないのに、何故梅干しを食べたがるのか。何故、自分で自分の身体に悪い物を摂取しようとするのか。悲しい気持ちになります。母に長生きして欲しい。ただそれだけが私の願いなのに。明日は、母の循環器内科の診察に同行します。

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