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「天狗の台所Season2第3話。「西瓜と鶏肉」の鶏肉料理を作ってみた。

第2話は「西瓜と鶏肉」。
西瓜でアイスキャンディーを作る基。

残念ながらスイカの季節は終わってしまった。
来年のために作り方だけまとめておこう。

🍉スイカのアイスキャンディの作り方🍉
1 スイカの種をとって、潰す。(基はすり鉢)
2 ハチミツで甘みを足す。
3 アイスキャンディーメーカー(100均にあるらしい)スイカのペーストを
  入れ、スイカの種用に小豆を煮たもの?を何粒か入れる。
4 皮の部分は、キウイ?を裏漉ししてハチミツを加えたもので作る。
5 凍らせて出来上がり。

?のところは推測なので違うかもしれないので悪しからず。
来年の夏、スイカが余ったら作ってみよう。


草取りのお礼に美味しそうな鶏肉をいただいた基とオン。

丸い香辛料を削っている。あれはナツメグ?
すりおろした玉ねぎに香辛料、チリペッパー多め。
しばらく漬け込んだ後、庭で火を起こして焼く。
そして食べる時には、ライムが添えてある。
もしやこれはジャマイカのソウルフード、ジャークチキンではないか!

作ったことはないけれど、いろいろ調べた結果、うちにある香辛料でできそうである。

今回使った香辛料がこちら。

というわけで作ってみた。
ただし、夫はスパイシーなものを食べるとお腹が緩くなるので、香辛料はよくあるレシピの半分以下で。

材料
鶏もも肉 2枚
玉ねぎすりおろし  4分の1
ナツメグ 小さじ2分の1弱
オールスパイス 大さじ1弱
クミン  小さじ2分の1
赤唐辛子・粉末(チリパウダー)小さじ2分の1弱
塩   小さじ1
ブラックペッパー 適宜

真ん中のオレンジに見えるのが赤唐辛子。

ここに甘酒を入れたら美味しいんじゃないかと思ったが、いや待て、これはジャマイカ料理、私は「天狗の台所」の再現をしたいのだと思いとどまる。

ここに鶏肉を半日から一晩くらい漬け込む。
映像では鶏肉が真っ赤だったが、そんなことにはならなかった。
これはたぶんだけれど、「天狗の台所」の料理のシーンは、赤が濃く出るように色彩調整されていると思う。
実際に作るときに同じにしたら大変なことになりそう。

ここに鶏肉を半日から一晩くらい漬け込む。
庭で焚き火はできないので、200℃のオーブンに投入して待つこと30分。

最初は下のトレイで焼いていたのだが、鶏肉から出た油分を落としたくなり最後の5分は網の上で焼いた。

召し上がれ。

ライムを載せ忘れた!

ライムを絞ると、スパイスと調和していい感じ。
夫いわく「レゲエな味がする」
なんのこっちゃ。

実はうちにあったすだちかゆずで代用しようかと思ったのだが、
けちらずライムを絞って大正解。

そして、香辛料はかなり少なめにして作ったのだが、十分スパイシー。
そして辛い。
夫よすまない、きっと明日はお腹を下しているに違いない。

ジャマイカではこれに、ココナツミルクの豆ご飯「ライスアンドピーズ」を添えるのだそうだ。
やはり、ライムにはココナッツなのか。


おっと、話がどんどんずれていく。

基は、森林を見まわり、伐採すべき木を確認する。
汚れた川の清掃からお年寄りの庭の手入れまで、肉体労働を惜しまない。
そういう働きのおかげで、川に魚が戻り、蛍が帰ってくる。

こういう里山の保全の取り組みは今も日本の各地で行われているのだろうけれど、一度失ってしまったものを取り戻すのはそうそう容易いことではないだろう。

大学時代の万葉集の授業で、人が住まなくなった土地を「荒れる」というが、それはその土地が神に返されたという褒め言葉なのだと聞いたことがある。
逆に言えば、万葉の昔から、人の手が入らなくなった荒れた土地が認識されていたということなのかもしれない。

「天狗の台所」を見ながらそんなことを思い出した。

さーて、来週は有意が登場。何やら仕事の悩み?
来週も楽しみである。



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