峠の釜めしの空き釜でごはんを炊く
先日、大学時代の友人と軽井沢プチ旅行をした。
帰りは軽井沢駅から新幹線。
なんと峠の釜飯が売っているではないか!
帰宅予定は午後7時。
よし、今日の夕飯は峠の釜飯にしようということで夫と私のふたり分を購入。
陶器の器だけに思いのほか重い。
さて、食べ終わった後の空き釜、いろんな再利用方法があるらしい。
というわけで、休日の朝、定番のご飯を炊くをやってみた。
我が家はガスコンロ。
ご飯炊きモードというものがあるが、これまで一度も使ったことはない。
それなら今回、使ってみようということで、ご飯モードスイッチオン。
いや釜が小さいので火が大きくはみ出る。いいのか、これで?と思っているうちに火が小さくなってきた。
荻野屋さんの炊き方ではここで火を最弱火に、とあるが、ご飯だきモードはいきなり火力をあげてきた。いいのか、これで?
♬はじめチョロチョロ なかパッパ というからいいのか。で、次はなんだっけ、思い出せぬ。
そのうちおこげの匂いがしてきた。
焦げている予感。
荻野屋さんによれば、表面の水分がなくなったら火を止めて蒸らすとのこと。
表面に水分はない。
ご飯だきモードよ、さようなら。
もう火を止めるぞ。
15分後。
ご飯一合、炊きあがった。
粒立ちもよく、とっても美味しい。
おこげもまたよし。
ちなみに、はじめちょろちょろの歌の後半は、
「赤子泣くとも蓋取るな」だった。
地域によってもいろいろあって、もっと長いのもある。
「ひと握りのワラ燃やし」は最後にちょっと火力を上げて余分な水分を飛ばすことらしい。なるほど。
荻野屋さんによれば、空釜でご飯を炊くことを推奨しているわけではないとのこと。まあ今は、火傷とか、釜が割れて怪我とかしたら、企業側の責任になるからあくまで自己責任ということなのだろう。
普段は炊飯器の我が家だが、新米の季節、こういう楽しみもあるなーと満足したのだった。
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