「自分を変えない」がある幸せ
先日、新入社員がこんなことを言ってきました
「会社で挨拶しても誰も返してくれないんですけど、めげずに挨拶を続けます、だって、他人を変えるには、まず自分が変わらなきゃいけないですもんね」
自分も若手の頃に何かの研修で聞き、「おぉー、そそうなのかぁ」と、えらく感心した「他人を変えるには、まず自分が変わらないといけない」理論
この有名な理論について、多種多様な意見があるとあると思いますが、皆さんのご意見はどうですか?
・・・ということで、今日は
という、お話です
では、早速
自分は先の理論を決して否定はしませんし、上手くいくこともあると思いますが、きっと彼の場合は上手くいかない
なぜかって・・・
「辛そうに」挨拶してるから
あの理論って、おそらく「楽しそうにやること」が必須
その理由は単純で、
このケースの場合、「おっはよー、ございまーす!」とニコニコ笑顔で挨拶する彼の姿を見れば、みんなも笑顔につられて挨拶するようになる
・・・かもしれないですが、
辛そうな顔で挨拶する姿を見せれば、「あんな風になりたくない」と思って、むしろ挨拶しなくなる
彼も最初は明るく挨拶していたのだと思いますが、いつしか挨拶が返ってこないことが辛くなり、それがにじみ出てる
なので、
「無理して自分変えても誰も変わらんから、やめたら?」
やるならニコニコ笑顔です
ちなみに自分もこの「他人を変えるには、まず自分が変わらないといけない」理論を実践したことが何度もありますが、先の理由と別の理由で上手くいかないことがありました
それはどんなときかと言うと・・・
「俺がこの職場を変えてやるぜ」感を丸出しのとき
職場を明るくしたいとか、みんなのために始めた活動が上手く行かなかったりすると、「せっかく良いことしようとしているのに、何でみんな変わってくれないんだ、悔しい」という押し付けの正義感が出てきて
いつしか、その目的が「みんなを変えてやるぜ」に変わってくる
みんな誰しも個性があり、誰かに自分を変えられたくなんてないので、そんな強引にアプローチされても絶対に変わらない
なので、「他人を変えるには、まず自分が変わらないといけない」理論を上手く実行するには
①自ら望んで楽しそうにやること
②他人を変えることを目的にしないこと
の2点が大事だと思います
この2点を守っても
「なんだあいつ気に入らねーぜ、体育館裏に呼んでシメちまおーか」
なんて昭和の不良ドラマのような方もいるかもしれないですし
「僕は、おじいちゃんの遺言で挨拶してはいけないんだ」というやんごとやき事情を持つ方もいて100%他人を変えられるなんて思わない方がいいかと思います(笑)
なので、結論としては
というお話でした
また次回、よろしくお願いします
明日も幸せだー♥️