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詩8 震災の詩4

雨上がる
昼下がり

あの大雨が
一時の安息

何故か切なく
何故か虚しい

雲の切れ間に
漂う地面

液状化で
ひび割れて

大海に浮かぶ
氷山の一角

また降るだろう大雨が
嵐に竜巻、稲光を呼ぼうとも

それは僕たちが立ち上がる
きっかけに過ぎない

この大きな地面と空に
もっと大きな心が歌う


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