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青森探検隊
数年前に青森に旅行したことがある。素晴らしかった。
是非、皆様にも青森探検隊してほしい。
自然と飯と人は旅行の満足度を構成する重要なポイントだ。
今日は少し僕の体験したことについて、紹介してみようと思う。
気になる部分だけ、摘んで頂いても大丈夫だ。
自然:白神山地はエメラルドで僕達を包んでくる
世界遺産である白神山地は外せない。
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ここまで幻想的で吸い込まれていくような
自然は正直に言うと見たことがない。
屋久杉も美しかったが、白神山地は小さい湖が沢山あり、
湖面に美しいエメラルドのような葉っぱが反射している。
また地面もエメラルド色の草花で埋め尽くされており、
ありえないぐらいに空間が統一されており、
唯一無二の存在感を感じることが出来る。
僕は普段自撮りを撮ったりすることに興味がない。
綺麗な観光スポットやご飯を少々パシャパシャするぐらい。
「しゃ、写真とってください、、」
友達に懇願していた。
もうエメラルドの中に吸い込まれていたいと言わんばかりに、
手を大きく広げ、心地よい顔をしながらパシャリと取られた。
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僕のNOTEのプロフィールの写真は白神山地の青池をバックにしている。
飯:人を気絶させる嶽きみ天ぷら
お笑い芸人 千鳥の番組に「相席食堂」と言うものがある。
ゲストの芸能人にロケに回ってもらい、千鳥はスタジオで突っ込みながら
見守る内容である。爆発的な笑いの瞬間に対して、「ちょっと待てい」ボタンを押して、余韻を楽しむのである。
神回は複数あるが、長州力の回は言わずもがなである。
印象的なシーンがある。ロケで猿払村を訪れた際、ソフト貝柱を食べて「食ってみな、飛ぶぞ!」とコメント。小さい子供に向けて、飛ぶぞを連発するその姿は、身体の大きい怪獣のようだった。言葉遣いが人間世界に染まっていない。いろんな意味で怖い。
前置きが長くなった。とにかく嶽きみ天ぷらを長州力に食べてほしいのである。絶対に飛ばせる自信がある。
嶽きみは青森県産のブランドトウモロコシを指す。
ある居酒屋にフラッと寄った際に、嶽きみと言う名前の厳つさに
面白みを感じ、嶽きみ天麩羅を注文した。
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嶽きみ天麩羅は塩につけて食べる。
サクサクの衣を通り越した世界は、まさに濃厚甘味のパラダイスだ。
と思うきや、舌が甘味を感じるごとに、しょっぱさが合いの手を入れてくる。甘みと塩っ気の餅つき大会みたいだった。
美味すぎて気絶した。意識がない。
けれど、ジョッキグラスは空になっていた。
人:青森が誇るひょうきん者
ねぶたの國 たか久で食事をした。
https://nebutanokunitakakyu.com/
津軽三味線奏者さんが曲を弾いてくれて、
青森を感じさせてくれる貴重な時間がある。
忘れられない男がいる。
彼は津軽三味線奏者さんの演奏中に突然乱入してきた。
名前は、金多舞次郎(きんた・まいじろう)。
朝から大変申し訳ございません。
でも彼はとてもいい人である。
愉快な大黒様だ。曲と合わせて、踊り狂い、
「福」と「笑い」と届けてくれる。
私も煽られて、一緒に踊った。
何かシンパシーを感じてくれたのか、楽屋に連れて行ってくれた。
ゴソゴソとアルバムを取り出して、僕達に見せてくれた。
そこには金多舞次郎と往年の有名人との、
沢山の写真が大事に保管されていて、
金多舞次郎は、誇りと幸せを混ぜたような
笑顔でアルバムを見ている僕達をみていた。
真っ直ぐに生きてきたこの人には
「福」が集まってくるんだろうなと思った。
老人ホームでも積極的にパフォーマンスしているらしい。
彼の名刺を貰った。私の会社では当時名刺管理アプリを導入していた。
金多舞次郎は果たして読み込まれるのであろうかとスキャンしたら、
読み込まれた。一度読み込むと、会社のシステムに登録され消せなかった。
舞次郎は永遠に。
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番外編:とある居酒屋での感動
青森について書こうとしたら、真っ先に青森探検隊が頭に浮かんできた。
運命だった。選んだ以上、避けられない道があるのだ。
どどびどばどぅビー
はい、はい、はい、はい、はい、はい、
あー!青森探検隊!青森探検隊!
あるある、さっそくいくでー
居酒屋
無料で
汁物出す
会計の後に大満足してたら、
無料で海鮮汁を出してくれた。
西川くん、嶽きみ食べすぎて気絶しているのに。
どんだけあったかいんだ青森は。