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医者が教えるサウナの教科書ービジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

数年前までサウナで汗だくになり、水風呂で「あ゛ーー!!」とか言ってるおじさんの気持ちがわかりませんでした。

なんなら大学時代は、スーパー銭湯でバイトをしていました。サウナマットの交換をせっせと1時間おきに行っていました。バイト終わりはお風呂、サウナに入ることができました。
しかし、当時は「バイトで汗をかいたのになんでさらにサウナなんか入るんだ!?」と思っていました。

今は、当時の自分によーく説教をしたいです。
「サウナほど人生を豊かにできる空間はないのだ」と。

私は数年前に自律神経に異常をきたし、うつになったことがあります。
当時はクリニックで処方箋をもらい、抗うつ薬を服薬しました。
病院の薬ならすぐに良くなるはず!と思ったものの、眠気ばかりが増し、スッキリ起きれる感覚からは程遠く、騙し騙し生活していました。
そんな状態で仕事するものですから、当然成果も出ません。

人生八方塞がり、お先真っ暗でした。

近年、サウナがブームになり、健康に良い!美容に良い!自律神経にも効く!なんていうことを耳にし、ネットで調べた「ととのい」の作法に基づいてサウナに行きました。

本当に人生がひらけました。

病院の薬を飲んでいる時とは比べ物にならないほど、症状が改善しました。

たいてい何か治療めいたことをすれば副作用がありそうなもの。
しかし、サウナはひたすらに気持ちいい!
そして、体調がとてもよくなる!

どんどんその魅力にハマっていくのでした。

医者が教えるサウナの教科書ービジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

この本の著者は、加藤容崇さんというお医者さんが書いています。専門はすい臓がんを中心にした癌全般と神経変性疾患の病理診断。日本サウナ学会代表理事とのこと。(日本サウナ学会入りたいな)

印象に残ったところを書き下しておきます。
・「仕事ができる人」とは、結局、心身を「ととのえる」のがうまい人
・脳が最大限のパフォーマンスを発揮できるようにするためには、
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク。ボーっとしているとき、すなわち、脳が意識的に活動していないときに働いてしまうのう回路)
の消費量を減らす。サウナなら一発!
・ワーキングメモリーの向上。仕事が速くなる。
・サウナに入って人体を危機的な状況に置くと、人体の生命維持装置である自律神経が刺激され、鍛えられる。
・よって、日常において交感神経、副交感神経の切り替えがスムーズになり、体調改善!メンタル安定!
・サウナに入ると、短時間で深い睡眠が得られるようになる。
・水風呂→大きく息を吸って吐きながら入る。「気持ちいいー-」と言いながら入る。冷たいのが苦手な人は両手は水から出す呼吸がスースーしたら出る目安
・外気浴→真のととのいタイムは2分!素早く体を拭きあげて、横になるか、ととのい椅子へ
サウナ後の脳は「瞑想をした状態」に近い。脳疲労減。決断力と集中力向上。アイディアが浮かびやすくなる。覚醒する。研ぎ澄まされた感覚。ゾーンに入る。
・元気のない重度のうつ病患者が、サウナで回復!サウナは、マイルドなうつ病の人に効果がある。
・自宅にサウナをつくる方法→電話ボックス型、フードサウナ、テントサウナ、サウナトレーラーなどがある。

まとめながら、サウナに行きたくなりました。
サウナと教育と街づくりを掛け合わせて、何か出来たらととのいそうだなぁと妄想しています。

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