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子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

対人関係を考えるうえでアドラーの考え方は有効だと感じています。
私のとって大切な対人関係は、家庭、我が子との関係です。
子育てにおける事象をアドラーの考え方で解説されているのが、

岸見一郎(2016).子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気 幻冬舎

です。
オンラインゼミの仲間がSNSで読んでいるとのことで気になりました。
Audibleの聞き放題の対象になっていたので早速、登下校の車中で聞きました。
高速道路の移動で、Audible聞きながら、ボイスメモは効率がいい!笑

聞いているうちに、心が痛くなる個所も出てきます。自分の足りていないところを突かれます。
心なしか今日は、我が子といつも以上に笑顔で接することができた気がします笑

以下は、私が気になった部分の引用だったり印象に残ったことです。

・自分で選択するということは、自分の価値を自分で決めるということ。

子供はなるべく大人に褒められようとする。褒められなければ、叱られる・対象になろうとしていく。
・そうではなく、特別に良くなろうとしたり、特別に悪くなろうとしたりするのではなく、 あるがままの自分に価値があるということに気づくこと。

・子供は親の興味を引くために叱られようとする
・叱らなくては、わからないと思ってしまうのは大人のエゴである。子供を対等な関係として見てはいない。人生経験の差はあれど対等な一人の人として接する。

・たとえテストで悪いこと、悪い点を取ってきても、親にできることはない。褒めてしまったり、叱ったりしてしまえば、何か声を掛けてもらわなければできない人間になってしまう。
・強いて言うならば、「何かできることある?」「うん、ほっといて。」


・子供は親の言うことが正論であればあるほど、それに従おうとしない。
・大人に負けたと思ってしまうから。たとえあからさまでなくたとしても、 親は子供にこうあってほしいという理想を持ってしまう。その理想と現実の姿を引き算してしまうのです。

・この人は自分にとってとても大切な人であろうという覚悟を持って接していく。
・リスペクトの語源はラテン語のリスピチオ「再び見る」
何を見るかといえば、この子は今は一緒にいるけれども、将来はこの私の元を離れていくということ。

・その子その人がした行動についての貢献感について感謝を述べる。言葉で求められた時だけ 要求をのみましょう。怒りの感情をぶつけない。
・たとえ時間がかかっても、言葉を尽くして問題の解決にあたる。

・教科を教えるのではなく、教科で教える。 共同体感覚を身につけることが教育の目的である。

・勉強以外でも他者に対する貢献感を持つことができれば。貢献感を持つことができた子供は、自分自身のの存在に価値があると思うことができる。 自分の課題に取り組もうとする勇気を持つことができる。

・あなたのお子さんの長所はなんですか。多くの親は答えに窮する。長所や適切な面に注目しましょう。
・これくらい言ってもいいでしょと思っても、子供がどう受け取るかはわからない。子供を傷つけるような言葉は言わない


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