芽を摘まないこと
連休の間のなんともやるせない3日間が終了。
生徒指導案件の対応、大量の名簿入力などに時間を取られる。後半はブルシットジョブである。
放課後はばたついたものの、日中は昨日しっかり寝たおかげ良い体調で生徒の前に立つことができた。
昨日は疲れていてあまり見取りきれなかったが、うまく軌道に乗らないと思っていた学年も1ヶ月経ってみて少し芽が出ていることに気づく。
この学習の姿を見て感心する人は少ないだろう。一般的にやるような「黄金の3日」的なスタートダッシュや介入は極力省いている。
多くの人には??しかないかもしれない。
トラブルが頻発すればあっさりと路線変更してしまうかもしれない。
ただ、芽はポツポツと出ているのだ。
それに気づいた今日は少し気持ちが豊かだ。
もう片方の学年の姿は多くに認められやすい姿かもしれない。
こちらも少しずつ動きがある。
ただ、まだまだこれからだと感じる。
違う学年を異なる教科を受け持っている本年度。
それぞれのスタートももちろん異なるし、進み方も違う。
数年前は、エンジンをかけるためにセルモーターを回すかのように仕掛けていたこともあった。
今もやろうと思えばできるだろう。
ただセルモーターなど回さなくても、人間は動く、学ぶことを学び、今はそれを信じている。
多くの教員は、教員が仕掛けてエンジンが回っていくと思っている。もちろんそのような側面もあるだろう。
そのように仕掛けた結果、子どもの成長につながることがやり甲斐になっている人もいるだろう。
ただ、子どもたちは自ら芽を出すものだと今は信じている。
この芽は大切にしてほしい。
…疲れた。リカバリーはサウナ一択である。