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「自分のしごと」について考える
みなさんは、現在仕事をしていますか。
仕事のことはすきですか。
業務内容には納得していますか。
その仕事はずっと続けられますか。
仕事の選択って難しい。
この数年間、ずっと悩んできた。
今も、頭を抱えるくらい悩んでいる。
仕事をしている人はすごい。
世の中にはたくさんの業種、数多の会社が存在する。
今の仕事は、給料も良いし、繁忙期は残業が多いけれど休みも取りやすいし、人間関係も悪くはない。
なのに、どうしてもやる気がでない。
それは私の根からの性格の問題で、どんな仕事をやってもそうなってしまうのか、この仕事だからなのかは分からない。
もう3年間も続いたから、致命的にできないというわけではないと思う。
なんて贅沢なのか、と思われそうだ。
25歳の時に転職をして、契約社員で大学職員として働いている。
事務の仕事なんて自分にはできないと思いつつ、ここ数年を何とかやってきた。
職場には要領が良くて真面目で優秀な人が多く、正社員登用は倍率が2〜5倍の狭き門。
こんなことを成し遂げて来ました。
こんな業務改善をしました。
リーダーとして、チームをまとめました。
困難を自分の工夫で乗り越えました。
自分にはこんな力があり、組織でこんな風に活躍できます。
そんなアピールを全力ですることを求められる。働いてお金をもらっているのだから当然だ。
一体、何がそんなに苦しいのだろう。
生きていくためには、働かなきゃいけない。
大学の時から、ずっと奨学金と自分のバイト代だけで生きてきた。
そして、きっとこれからも。
やってみたいことはあれど、それは朧げで解像度が低いイメージで留まっていて、全てを投げ打ってでる覚悟ができない。
自分にイライラして、胃がキリキリ痛い。
そんな今日、noteでおすすめされて気になっていた漫画を読んだ。
「この主人公は私だ、そして私の未来だ」と思った。
あまりのリアルさに涙が出た。
レビューを見ると、主人公にイライラするというコメントがあって、ことさらにそう感じた。側から見ると、そう思われることだろう。
あの頃も、もう30って思ってた。
もう、今更って。
でも、まだ30だったんだ、もっと私...
自分の周りには、仕事にやりがいは求めてない、という人か、ずっと前からやりたい仕事が明確で達成するために資格を取ったという2パターンが多い。
私のようにどっちつかずの半端者がいない。
やりたいことは何個かあるけれど、
それをやろうとすると、少なからず条件が落ちる。絶対にやりたいのか?と襟首を掴まれると頷くことができるかわからない。
好きなだけなことなら山ほどある。
作者曰く、「まじめさ」には2種類あるという。
ひとつは、「他者にとってまじめであること」他者からどう見られるか、世間体からみた真面目さ。他者に迷惑をかけない賢明さ。
もう一つは、「自分に対するまじめさ」
自分の人生に向き合い、意思を貫く真摯な態度。
どうしたいの?どうなりたいの?と、ある種の暴力性を持って問いかけてくる。
自分なりのベストを選んできたつもりだった。
今、また選択を求められていて、
来月までに契約更新の答えを出さなければいけない。
後悔したくない。
もっと「まじめに」生きたい。
皆さんは仕事のこと、どう考えていますか。