世界的潮流をふまえた効果的かつ効率的なEPR制度への改善
製品廃棄物の処理・リサイクルを効果的に実施する場合、製品設計の段階からどのように処理・リサイクルされるのかを想定しておくことが大切で、そのためには製品の生産者の関与が不可欠となります。このような考え方は拡大生産者責任(EPR: Extended Producer Responsibility)と名付けられて1990年代に登場し、2013年頃にはすでに350以上のEPR制度が世界中に存在するようになりました(OECD 2016)。その後の制度数は把握されていないが、米国のみでも