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005 奢られる側の心得とは?

皆さんは職場の後輩とランチや飲みに行った時の食事代ってどうしてますか?
もちろんお店や金額や目的よって様々かと思いますがどうでしょう?

私は新卒で入社したときの責任者から、「仕事がデキてもデキなくても先輩が先輩たる所以で分かりやすのは、食事代を少しでも多く出すこと」と言われたこともあり、できる時は全額、最低でも半分以上は出すようにしています。

先日、後輩と昼休みに近くの定食屋に入りました。
(上記でも記載しましたが、私は後輩と一緒に行く時点でだいたい全部出す気でいます。)
その後輩ともあまり数は多くないですが、一緒に行く時は全部出してたと思います。

お会計になったタイミングで両者がお財布を出し、私が「いいよ、出すから」といつも通りcoolにキメ、後輩があたふたしてる感じを出しながらお店を出ました。

後輩がお店を出てからもお財布を持ってお金を出そうとしていたので「いいよ!」とcoolにキメ、歩き出しました。

ここまではいつも通りなのですが、その日に限って後輩は会社に戻って、私がお手洗いに行っている間に私のデスクにお金を置いて打合せに行っていました。

その後、当然返そうとしたら「いいです!いいです!いつもご馳走になってるんで!」としつこかったので、「先輩がだしてるだから有難く奢られなさい。お金を出してる人恥をかかなさいで!」と言いました。

その時は深く考えず、むしろ「なんやコイツ!?」と少しイラッとしたぐらいなのですが、よくよく考えたら、以下の選択肢もあるのではないか!?と思いました。

1、シンプルに奢ってもらうのがしのびない

2、私が後輩をお金がないのではと思い奢っていると考え、お金があることを証明したい

3、奢られたらマウントを取られると考え、マウント取られないようにするため必死

4、私のお金でご飯を食べると、ご飯が不味くなるので返したい

うーーん、自分で書いてて心配になってきました…笑
本当に上記を思っていないことを願うばかりなのですが、常々思うことがありまして「相手に気を遣わせない技術」「相手を気持ち良くさせる技術」ってありますよね!?

・奢らせたい相手に対して、いかに気持ち良く出させ、また奢りたいと思わせるか
・相手がしたいけど少し言いにくいことを、いかに自分が決めて言いにくさ引き受け体験させるか
・相手に決めるという負荷を負わせない などなど

めちゃくちゃ仕事に通じる部分がありますよね。
もちろん人間なのでいろんな思惑があり、十人十色であることには変わりませんが、この辺りが上手な人は、クライアントとかなり近い距離で仕事ができる条件でさえある気がします!
相手が求めることを先回りして動ける嗅覚が優れているというか、感度が高いというか!

かなりの確率でこういうことができる方って、多くの人から必要とされてますよね!?
できるようになるには訓練なんでしょうか?センスなんでしょうか!?
同じ組織で働くメンバーにはできるようになってほしいし、できるようにさせてあげたいな!

ちょっと色々考えちゃいましたが、自分のしたいこと・相手が求めてること、を実現するのって本当にバランスが難しいなー。と思った今日この頃でした。

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