人はなぜ「頑張れる」のか?【子育てで意識したいこと】
こんにちは,umenoです.
もちろん頑張ることが全てではありませんし,頑張らない選択も大切です.
ただ現場の感覚ですが,頑張れることはかなりの強味です.
子どもの場合は経験できることが増えるので,その分学習し成長に繋がります.
「いやだ,いやだ」
「やりたくない」
療育の現場で子どもたちと接しているとこのように言うお子さんもたくさんいます.
ただ,療育を継続していくと,こういう発言も減るお子さんが多いのも事実です.
親御さんからも「色々チャレンジできるようになった」と言われることが多くあります.
ではなぜ頑張れるようになったのでしょうか?
個人的な経験から得た見解ですが2点あります.
①信頼できる人間が近くにいること
この点は大人でも同じではないでしょうか.
近くに信頼できる人がいることで,心理的に安定します.
少しチャレンジして心が疲れても戻るところがある,分かってくれる人がいるということが大切だと思います.
②成功体験が積み重なっていること
これも大人にも言えるかもしれません.
ハードルの設定が高すぎることばかりすると心が折れやすいです.
まずは発達特性をつかみ,本人が出来ること,わかることを積み重ねることが大切です.
そして,同じことばかりせず,少しずつステップを踏ませるということで段々チャレンジする気持ちが芽生えてきます.
根性論だけでは立ち行かなくなることが多々あります.
ただ上記のように適切に頑張れる力をつけるという視点が大事なのかなと,療育をしながら最近は思う次第です.
本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.