「字を書く」までの道のり【お絵かき編】
こんにちは,umenoです.
今は幼児期から文字の練習をはじめるお子さんは多いですね.その前段階としてお絵かきは大切なことの一つだと思います.ただ,親御さんからは「何を描いているかわからない」「お絵かきがあまりすきではない」といった相談も多々聞かれます.今回はそんな時のかかわり方,遊び方についてまとめてみました.幼児期のお子さんをもつ親御さん,教育や療育関係者の皆さまにとって参考になれば幸いです.
①絵が描けるとはそもそも何なのか
「手を思ったように動かすことが出来る」,「形を認識することができる」,「形を記憶することができる」「絵を描くことに興味がある」といったことが構成要素としてあると思います.
②手を思ったように動かせること
前回のnoteに書いてありますので,そちらを参照して頂けたらと思います.運動面の要素といったことです.
③形を認識すること
もっとさかのぼると,人の顔が認識できる,物が認識できる,絵が認識できる,シンボルでも認識できるといった経過があると思います.そういったみたものの比較,違いがわかっている必要があります.
④形を覚えること
みたものを覚えていることが大切です.もちろん,はじめから完璧でなくても,なんとなく「この辺がこうなっている」といったことがわかればいいと思います.
⑤絵を描くことへの興味
そもそも意欲無しでは,はじまりません.本人が好きな物ごとに合わせて色や描くものを選んだりしてください.はじめは,なぐり書きだとおもいますが「これは何かな?」とやりとりをしながらすすめてください.そして必ず褒めて,楽しいねという気持ちを共有してください.
⑥自信が無い時
成長に伴い,他者と比較してお絵かきを「苦手なこと」と認識するお子さんもいます.個人的には,少しでもやれる範囲で描いて「いいじゃん,ここがうまいよね」と肯定的な声掛けを継続することだと思います.続けていくと,字を書く練習にも入りやすい印象があります.
⑦まとめ
誰でも得意な事,苦手なこと,興味のあること無い事がありますので,お子さんの様子に合わせて,「やれる範囲で継続」することが大事だと思います.
本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.
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