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小学生になったら教えたいこと【ものごとを学ぶ前に知っておきたいこと】
こんにちは,umenoです.
皆さんも感じると思うのですが,勉強に終わりは無いですよね.大人になってからの方が勉強をしているのではないかとつくづく思います.そして,「こんな風に勉強していればよかったな」と思うこともしばしば.今回は,子どもたちにも教えている「ものごとを学ぶ前に知っておきたいこと」についてまとめてみました.小中学生のお子さんをもつ親御さん,教育や療育の関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです.
①情報の特徴を把握しよう
まず情報源をしっかり把握するようにしましょう.書籍,論文,インターネットの記事,動画,講義,体験など.色々な学びの方法があります.そのため,それぞれの特性をしっかり把握することが良いです.発信された情報は,どのような立場の誰が,何を根拠に言っているのかを意識させてください.小学生には難しいように思いますが,かみ砕いて説明すると大まかには理解できるはずです.
②自分で経験した事なのか,他人が言ったことなのかを整理する
自分で経験したことも,他人から聴いたことも,どちらも必要です.ただ,どちらか一方だけでは説得力が欠けてしまいます.講習会でも両方持ち合わせた先生の方が,講義にのめり込みやすい印象もあります.子どもにも,一つのテーマに対して両方からアプローチできるよう教えていくと良いです.
③客観性と主観性
客観的な事実と主観的な意見は混同しないように教えてあげてください.大人になってからコミュニケーションを行う上でもとても大切なことです.ここを守らなくても会話はできますが,深いやりとりをする上ではとても重要と考えています.
④薄い本から入ろう
色々と勉強する際にいきなり厚い本から入ると気持ちも折れやすい傾向があります.そのため,心理的ハードルを下げるためにも薄い本から入ることをおすすめします.
⑤いろいろな情報を統合しよう
あるテーマに対して色々な媒体から情報を集め,学習を進めていくとどれも同じことを言っているということがわかります.それは,現時点では確実な情報である可能性が高くなります.もし多くの情報で違うことを言っているのではあれば,それは揺らいでいる情報かもしれません.そういったことは取り扱いに注意する必要があると教えていきましょう.
⑥まとめ
情報は一つだけみて信用しないということが大事だと,子どものころからとにかく教えていきたいですね.今は情報があふれ,能動的に情報を取って,能動的に生き方を選択してかなければなりません.この先子どもたちが楽しく積極的に人生を楽しめるよう,このようなことは大切にしていきたいと思います.
本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.