多かれ少なかれ誰しも発達の凸凹はある
こんにちは,umenoです.
上記の記事にもある通り,発達の凸凹と環境とのミスマッチは現場でよく直面します.
ただ,多くのお子さんと触れ合う中で気づくことがあります.
”誰しも多少の発達の凸凹がある”
だから,特別なことではない
今回はそういったことの気づきに関してまとめてみました.親御さん,教育や療育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです.
①発達の凸凹の捉え方
心理学,脳科学,発達学など色々な”人の力”の切り口があります.
・視覚で捉えることが得意
・聴覚で捉えることが得意
・構成課題が得意
・対人技能が優れている
・集中力があるなど
「私は○○が得意だけど,△△は苦手・・・」そういった表現をすることがありますよね.それは発達の凸凹とも表現できると思います.
私自身も「聴覚的に理解することは得意だけど,視覚的には苦手.何かを構成することも苦手」といった凸凹を感じています.
②環境とのミスマッチで困難さは生まれる
本人自身の力を伸ばすことも大切です.
ただ,環境とのマッチングは非常に重要です.
弱みが強調されてしまったり,強みを生かせなかったり.
そんな経験は多いと感じませんか?
③理想は環境が柔軟になること
”多様性”という言葉が多く聞かれるようになりました.
あとは多様性を受け入れる,理解する力を多くの人がつけるだけだと思います.
まず、受け入れる,理解するためには”誰しも発達の凸凹がある”そのことを意識する心構えが必要です.
そこが今後社会の中で,発達障がいを考える上では重要なことではないでしょうか.
まとめ
私の今後の事業でも”多様性の理解と受け入れ”はテーマの一つになります.
お子さん本人とご家族、様々な組織,それぞれにアプローチし,一つ一つ丁寧に良い循環が生まれるよう取り組んでいきたいです。
本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.