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岡本太郎展の作品「夜」が凄かった
昨日、岡本太郎展に行ってきました。
タローマンの影響なのかどうかはわかりませんが、大阪中之島美術館にはたくさんの方が来ていて、とても驚きました。
岡本太郎さんの有名な作品もあれば、知らない作品もあって、それぞれの作品を前にしてあれこれ考えさせられる場面もあれば、素直に「凄い」を連発する場面もありました。
私自身、岡本太郎さんの事は正直詳しい訳でもなく、記念館や展示会にも足を運んだ事のないただのミーハーの部類。
そんな私ですが、最初に気になったのは小学生の頃。たまたま岡本太郎さんをテレビを見て気になる存在になりました。
それでも私が社会に出るまでは、そこまで凄さを感じずに過ごしてきました。
ところが、社会に出てから改めて作品を知り、そのパワーに圧倒されるようになりました。そして、絵画から言葉から心を揺さぶられるようになったのです。
特に「壁を破る言葉」と言う本は、何度読んだのかわからないぐらい、困った時に目を通す本となりました。
そしていつの間にか、私の心を奮い立たせる存在となりました。
今回、美術館まで作品に足を運び、たくさんの作品を観て大きなパワーを貰ってきました。
今回展示物を見て、私が特にしびれた作品がありました。
それが「夜」と言う作品でした。
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「とんでもないな、これ」
私がこの作品を見て最初に口にした言葉でした。
背中にナイフを持った女性が、雷鳴走る闇夜、骸骨のある地獄に立ち向かう。
でも、女性は凛と構えて居るのです。
(これは私の解釈です)
なぜこんな状況なのに、女性は凛と構えてられるのだろう?
それは、背中にナイフを持ち合わせているからだろうか?
そして、髑髏や地獄に感じる部分は、この時代にある混沌とするものではないだろうか?
作品を観ながら、たくさんの?マークが、私の頭の中を駆け巡りました。
混沌としている中で、自分は凛と構える。
流されずに自分の考えを持って生きる。
そして、社会に向かう。
自分で考え、自分の意志で困難な状況に向けて行動する大切さを、私は痛烈に感じたのです。
他にも展示会には有名な作品がたくさんあったのですが、この作品のインパクトがあまりにも強烈で頭から離れず、思わずお土産コーナーで唯一、「夜」の作品としてあったポストカードを買って帰りました。
それぐらい、今の自分の心を揺さぶった絵画だったのです。
美術や芸術に触れることで、自分の考えを新たに切り拓き、自分の可能性を膨らませる事は、とても大切。
そんな時間を今回の展示会で手にすることが出来ました。
いつも思うのですが、生で絵や作品を観る事は大切。
なぜなら、平面上の画像や印刷物には感じることのできない作品自体の魂を感じることが出来るからです。
帰り道で充実感を胸に刻みながら、もっとたくさんのものに触れて、自分を磨いていきたいと感じました。
今度、8月末に都内に行くときは、青山の岡本太郎記念館に行ってみようかなと思います。
最後に、岡本太郎さんの言葉を書いておきます。
壁は自分自身だ
明日は心を爆発させるぞ!
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