人はなぜ歌うのか
分かりやすいようで分かりにくいテーマだなぁと思いつつ、日本テレビのMUSIC DAYを始めから最後までほぼ全部見てしまった。なんだかんだ音楽番組が好きで、なんだかんだ亀梨和也にめっぽう弱い。
You＆Jという、関ジャニ∞・NEWS・KAT-TUNの3ユニット合同ファンクラブの頃のジャニオタなので、メドレーに至っては特に懐かしく、思いのほか手フリを覚えている自分に驚いた。
あの当時は、ツアーが決まるやいなやファンクラブに加入している知人をかき集め 複数名義でチケットを申し込みまくり、重複当選したチケットはmixiや2chで｢同等席希望｣などと書いて他会場のチケットと交換、全国各地を飛び回った。
このようにチケットを取るのも一苦労だが、それに伴う移動交通手段の確保や遠征先のホテルの手配、さらにはひとつのツアーで10公演以上参加するようになってくるとチケットを取ったぶんの公演に参戦すること自体が体力と気力をものすごく消耗する。
今でこそ100円ショップで手作りうちわ用のシールやシートが売られているが、当時は徹夜で画用紙やセロハンを切った思い出も懐かしい。
さらに行くからには徹底して楽しもうと、コンサート当日はヘアメイクを予約して、まるで結婚式にお呼ばれしたかのような格好でコンサートに出向いていた。
当時はコンサート中にサインボールやサイン色紙を投げ込むことがひとつの恒例行事だったが、数々のオタクにもみくちゃにされながら大事に持って帰った色紙がまだ実家に飾ってある。
ジャニーズだけで累計100公演以上は通ってきたが、懐メロを聞くとそのひとつひとつを鮮明に思い出せる。
娘を膝に抱いて、メドレーを一緒に口ずさむ夜。人はなぜ歌うのか。思い出と寄り添いながら、年々色気を増していく亀梨和也に惚れ直した夜だった。
明日は朝早く起きるので、今宵はこのあたりで。明日こそ、日曜日午前中限定で購入できる株を買い占める。無論、どうぶつの森(ゲーム)の話だ。
6人時代の｢僕らの街で｣(♪KAT-TUN)を聞きながら。おやすみなさい。
2020/09/12 こさい たろ
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