「熱が40度で」と発言するなり全ての視線に刺された今日
無理もない、私が逆の立場だったとしても「出たかコロナ!?」と思ってしまいそうだ。
今日は娘の出産予定日から丸1年となる日だった。1年前はちょうど前駆陣痛が始まってハラハラしていたなぁと、まさかその後前駆陣痛が48時間続くとも思っていなかった私はただただドキドキしていたことを思い出す。今日は家族で娘の誕生日プレゼントを買いに行く予定だったが、娘を抱き上げるなり体温計がなくても分かるほどに娘が発熱していた。
測ると40.0度。おそらく、私が出したことの無い体温を0才がたたき出す始末。
全ての予定を白紙にして病院に駆け込む。「どうされましたか」と心配する受付に「熱が40度あって」と伝えると、待合室にいた全ての大人の視線がこちらへ向いた。
ただ、熱がありながらも私の腕の中でケラケラと笑い声をあげる娘。ドクターも、「こんなに元気があればインフルエンザでもないでしょう」と触診もなく喉を見ることも無く、感染予防のパーテーションの向こうでサラサラとカルテを書いていた。
帰宅後、私の心配をよそにアチアチの頭ではしゃぎ回る娘。私が在宅ワーカーだからまだ気楽に過ごせているが、これがフルタイムのオフィスワーカーだと明日の仕事の調整に追われるのだろう。
突然熱を出す洗礼、まだまだ続きそうだ。
娘の1才の誕生日を前に、今宵は短文にて。お休みの日も散文をお読みいただいたあなたに感謝を。
2020/11/15 こさい たろ
▽つい先日も。
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