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#写真日記
#25 湖のほとりで
芦ノ湖を臨む鳥居。
その下に立ち、記念写真を撮る人たちがそれぞれの時間を楽しむ。
撮る人が撮られ、撮られた人は笑顔になり、その次の人がまた撮りつ、撮られつが続いていく。
幸せな笑顔の連鎖がかわりばんこにつながる温かさの連鎖。
道具はカメラからスマホになったけど、昔からこの「お互い様」は変わらず素敵な姿だと思う。
旅の主人公は自分。
自分で描いた短編シナリオを思いのままに演じるのだ。
#23 ファインダー越しの会話
写真を本格的に始めたのは高校のころ。
それまではコンパクトカメラをぶら下げ、駅で列車を撮っていた。
やはり一眼レフを持っていることへの憧れと、もっと写真をちゃんと撮りたいという思いから、中学になって中古の一眼レフを手に入れたのだった。
ただ、写真の仕組みを学んだのは高校から。
「お前たちはまず撮ることから始めなさい。写真をやるからには撮らないと始まらない。」
写真家の先生からの話を受けて、