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ナッツ 軟禁事件

 姉さん、事件です!
 8月18日に「いわき市 石炭化石館」を見学した後、ホクホクしながら13時頃に帰宅した私を猫のナッツとチオが出迎えました。歓迎ムードではなく
『仕事が無い日だというのに、我々を放置して連日外出するとは、貴様何を考えている』
というお叱りモードです。

 少し遅めの昼食を提供した後、私が部屋でゴロゴロしていると1階から姉の声が聞こえてきました。あまりネタにはしていませんが「要介護2・80半ばの父」と同居しておりまして、月~土曜日は介護ヘルパーさんに入っていただき、ヘルパーさんがお休みの日曜日は姉が父の世話をしにきています。

 バタバタと家事をする音がした後、姉が去り平穏が訪れました。私はスマホと本を交互に手にしつつ、睡魔に身を委ねたり、時々やってくるチオにチュールを提供したりして午後の安寧な時を過ごしました。

 しかし、陽がすっかり姿を消した後、私はある違和感を無視できなくなりました。ナッツが姿を見せてこないのです。
 チオも不安そうな顔をしています。晩御飯の準備をしましたがなお、姿を現しません。トイレやお風呂、倉庫などの家の中はもとより、家の周辺部も探しましたが、ナッツの姿が見えないのです。
 もちろん二次被害を発生させないよう、チオの動きを警戒しながらの探索でした。

 手詰まりとなった私は姉にLINEをしました。
「ナッツの姿が見えない、家の周辺にもいない」

姿を消す前のナッツ

 姉からの答えは
「1階の押入れにいるかもしれない、入るところを見た気がする」
というものでした。私は階段を駆け降り、押入れの扉を開きました。
 数時間振りに救出されたナッツ(左)、押入れに入ろうとするチオ(右)です。これ以上の混乱は勘弁してください😵‍💫

 ナッツはこの後、ご飯をガッツリと食しました。

状況としては
・勝手に押入れに入ったナッツ
・ナッツがいるのに扉を閉めた姉
・ナッツを救出した私
という事実がありましたが、ナッツは「私が軟禁した」と責めるがのごとく、警戒心を剥き出しにして、この日の夜は近づいてきませんでした。

 翌朝には和解し、いつもどおり5時前に起こされて散歩に向かいました。

何やら警戒してる?

 そして、いつもどおり狩りに失敗しては、私に批難の目を向けてきました。私は何も悪いことをしていないのですが、不思議です。

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