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少年漫画の〝覚醒〟あるある

シネマンガテレビリーダーたろちゃん組の
勝手に漫画コラム!

本日はキャラクターの〝覚醒シーン〟について。

長らくジャンプ漫画を支えている
〝バトル物〟において一気に展開を
熱く面白く加速させるのが
主人公や登場人物の覚醒シーン。

きっと覚醒シーンといえば
まずはじめにこちらを思い出す人が
多いだろう。

怒りでパワーアップする!

そう悟空の超サイヤ人化!

サイヤ人襲来編から〝超サイヤ人〟と呼ばれる
概念が掘り下げられナメック星編の
ラストスパートでついに主人公が
その秘めたる力に目覚める。
今ではサイヤ人のバーゲンセール状態でありながら
当時としてはご、悟空が進化したッ!!!
伝説の超サイヤ人に!!!!
うわぁあああ!!!と全国の
少年たちをワクワクさせたに違いない。

仲間を傷つけられた怒りで覚醒する。
見た目にも変化が生じる。
圧倒的な力をつける。

こういった一連の覚醒はその後の
ジャンプ漫画のバトルシーンの多くに
踏襲され受け継がれている。
鳥山明大先生神の功績はあまりにもデカい。

覚醒と一口にいえど
この悟空や悟飯のように
怒りが引き金で激しく気を放ち
覚醒していく者もいれば
その逆に幽助やゴンさんのように
スンッとした静かなる怒りで
ゾクゾクするような覚醒を見せる者もある。
ルフィのようにいつの間にか
めちゃくちゃかっこいいギア2を魅せたり
ナルトや一護、虎杖のように
内に秘めた怪物が暴走して進化するものもいる。
その内に秘めた怪物と仲良くなり
更なる進化を遂げるナルトやアスタみたいな
パターンもある。
はたまた最初からなんの能力もないと
されながらも地道な努力と
宿命的な展開から能力を進化させる
デクくんや炭治郎なんかのパターンも。
すべて友情努力勝利のテーマの上で
遺憾無く発揮される。

それもこれも全てこの
〝悟空が超サイヤ人に覚醒する〟
という既存の能力値から
爆発的に力を飛躍させるという
少年漫画のお家芸を確立させたからこそ
成せる芸当なのである。

漫画の神様が手塚治虫大先生であれば
少年バトル漫画の神様は否、全王様は
鳥山明なのであろう。

鳥山先生は漫画家でありながら
発明家なのだ。

気と呼ばれるいわゆるオーラや
スカウターによる戦闘力によって
〝強さ〟という単位を可視化させたこと。
これはとんでもない発明だ。
まず〝気〟に関していえば
オーラ的に演出するに届まらず
その大小で強さが表される。
さらにはスカウターによって
強さが目に見えて数値化され
フリーザの戦闘力53万の圧倒的絶望感も
それすらも超えていく超サイヤ人悟空の
期待感も激しく爆発させてくれる。
七つの大罪の十戒編なんかを
読んでいるともろに影響を受けていて
笑っちゃうんだけどものすごく
やっぱり面白い。

さらに展開の早さの数々で
みるものを飽きさせない。
ドラゴンボールの良いところは
単純にバトル物として
サクサク読めるところ。
長い回想や意味深にドラマチックな
シーンはほとんどなく
脳天に直接蹴りくれるような
バトル!バトル!の展開が続くから
読んでいて楽しい。
一バトル漫画においてワクワク感という
くくりでいえばドラゴンボールは
圧倒的であるからして
長らく少年漫画のど真ん中に
居続けられるのであろう。
本当に鳥山明大先生神の残したものは
いまのジャンプ漫画に多大な
影響を及ぼしているだろう。

さてさてそんな数多くの漫画から
影響を受けて作った少年漫画あるある
『ヴァサラ戦記』
最新話は覚醒シーンあるあるです。

進化するとフォームが変わったりするのは
漫画に限らずウルトラマンや仮面ライダー
戦隊ヒーローの合体ロボなど
小さい頃から大好物でした。

ウルトラマンで言えば僕は
ティガ世代なのですが
ティガはウルトラマン初の
〝タイプチェンジ〟(モードの切り替え的なもの)
をするヒーローでスピード重視のスカイタイプや
パワータイプに切り替わるのが幼いながらに
とてつもなく好きでした。
見た目の色合いが変わったり技が進化したり
状況環境に合わせて形態を変化させるのが
とてもワクワクさせてくれて
以降のウルトラマンシリーズや
平成ライダーにもそれは継承されています。

男の子はこういった形態変化は
敵味方問わず大好きなんです。
なんたってワクワクドキドキさせてくれるから。
どういう進化を遂げるんだろう
どんな技が繰り出されるんだろう
と妄想を掻き立てさせられるのは
特撮・漫画問わず
最高の仕掛けだと思います。

今回はそんな幼いながらに
ワクワクさせてくれた形態変化進化を
演出したい、叶えたい!と思い
なんと白ティーから赤ティーに
着替えることで変身を完遂させるという
なんとも低予算公園系YouTuberの
真髄を魅せることとなりました。
シネマンガ冥利に尽きます。

これが・・・
こうッ!!!


なんだって自分の見てきたもの
感じてきたもの経験してきたものが
自分という人間を形成させているんだ
という表れの全てですね
ヴァサラ戦記に関しては笑

だから全ての経験は偶然であり必然。
悪いことも反面教師として学びとなるし
良いことも驕らず地に足つけて
やるべきことに腰を据える。
その良し悪しに関わらず全ての
体験が自分の人間性を高めてくれると
そう信じております。

さてさて今回のメインテーマである
『人生は生きるに値するほど美しい』

ライフ イズ ビューティフル!

こちらは僕の好きな映画
『ライフ・イズ・ビューティフル』から
拝借させていただきました。

名作中の名作

この映画は第二次世界大戦下の
ナチスドイツによる強制収容所のお話です。

作品の背景はあまりにも暗く凄惨な歴史
であるにも関わらずこの作品の
主人公はそれすらも
感じさせないほど朗らかで明るく
ユーモアに溢れる父親でした。
ユダヤ人である主人公たち家族は
やがて強制的に収容されてしまうのですが
その場面でも明るく最期まで嫁や息子に
対して愛の溢れる姿を見せる父親像は
心の底から憧れる存在です。

是非ともまだ見てない方には
見ていただきたい作品です
戦時下の世界という内容ではあるけれども
中身は明るく希望的なものになってます

なぜならこの映画が教えてくれることは
『どんな状況下でも人生は
生きるに値するほど美しい』
から。

さぁそんなヴァサラ戦記53話
まずは見てくださいね!😉

ちゃお👋
たろちゃん組

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